出版社内容情報
◆高齢者の食を支える管理栄養士が監修するレシピとコラムが充実!
加齢とともに増える「むせ込み」や「食欲不振」は、高齢者にとって大きな悩みです。
うまく食べられないことで食が細くなってしまったり、食べることへの関心がなくなり低栄養の要因ともなります。
本書では、管理栄養士監修のレシピやコラムで、高齢者に必要な栄養の知識はもちろん、噛む力や飲み込む力に合わせて
食事を楽しめるようにする「食べやすさの工夫」を詳しく解説。誤嚥を防ぎ、食欲を刺激するヒントが満載です。
◆マンガでわかる 高齢者に必要な食事の工夫と「思い出めぐり」
本書では、認知症の高齢者施設に勤めることになった新米調理師の天野晴輝(愛称ハル)が
「食事」を通して高齢者の思い出に寄り添い、人として成長していく姿を心温まる8つのストーリーで描いています。
ハルの作る「思い出めぐりごはん」によって、高齢者が自身の懐かしい記憶を語り出すというシーンが描かれています。
◆高齢者を支援する人に読んでほしい
各話に登場する「懐かしいごはん」は、栄養満点の再現レシピとして10品掲載されており、
高齢者にとって食べやすい調理の工夫や食事の知識も満載です。
また、「食事」や「介護」についてマンガでわかりやすく学べるため、ご自宅で高齢のご家族を介護されている方や
介護施設の調理師や栄養士、介護福祉士を目指す学生、料理が好きな方など、幅広い層におすすめの一冊です。
高齢者の食事に関する知識や、日々の関わり方について、このマンガを通して楽しく学ぶことができます。
1~3話では、マルハニチロ株式会社、昭和産業株式会社、伊那食品工業株式会社の食品メーカー3社とコラボしたレシピが登場します。
【あらすじ】
物語の舞台は、認知症高齢者グループホーム。そこに調理師として入社した主人公の天野晴輝(あまのはるき)。
もともと調理師として働いていたが高齢者施設で食事を提供するという、これまで働いていた飲食店との違いに
戸惑いながらも周りのスタッフや入居者とコミュニケーションを取り、高齢者の生活を食の面で支えるため、日々奮闘しています。
【目次】
1話 佐々木さんのハヤシライス
2話 吉住さんの天ぷら
3話 宗田さんのアイスキャンディー
4話 滝岡さんの冷や汁といなり寿司
5話 五木さんのオムレツとサンドイッチ
6話 なんちゃってクジラの竜田揚げ
7話 椎名さんのコンビーフコロッケ
8話 辻谷さんのまかないロールキャベツ
コラム
高齢者の食べやすいってどういうこと?
思い出めぐり(回想法)ってどういうこと?
フレイル×低栄養を改善する食事とは?
手軽にエネルギー&たんぱく質UP 使えるちょい足しおすすめ食材
お店で簡単に手に入る 不足しがちな栄養がとれる意外な食材
あとがき
ハルが作った思い出めぐりごはん 簡単レシピ
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- 和書
- 哲学者たちの死に方