ビジネスでたどる西洋音楽史<br> 歴代作曲家ギャラ比べ―ビジネスでたどる西洋音楽史

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ビジネスでたどる西洋音楽史
歴代作曲家ギャラ比べ―ビジネスでたどる西洋音楽史

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784058012369
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C0073

出版社内容情報

現代に名を残す大作曲家たちの「リアルな」人生にせまる、当時の社会状況も踏まえた“ビジネスで学ぶ西洋音楽史”。シューベルトのように借金を抱えて夭折した者もいれば、ロッシーニのように若くして成功し早々引退した者もいる。その違いはどこにあるのか?

内容説明

『第九』初演の利益は意外と少ない??遺産が推定2000億円超の大物は??…収入源、キャリア、借金歴―歴史に名を刻む作曲家たちのお財布事情を徹底調査!全41人。

目次

第1章 バロック時代最後の巨匠―ドイツの音楽職人バッハ×イギリスの成功者ヘンデル
第2章 初期古典派の宮廷音楽家―ハンガリー貴族に仕えたハイドン×スペイン皇太子に仕えたボッケリーニ
第3章 ウィーン古典派の最盛期―気鋭のフリーランス作曲家モーツァルト×ウィーン楽壇を上り詰めたサリエリ
第4章 古典派からロマン派へ―ベートーヴェンと音楽家を支えたベンチャー企業
第5章 ロマン派の萌芽―貧しき薄命の歌曲王シューベルト×早期リタイアしたオペラ王ロッシーニ
第6章 ロマン派の礎を築いた音楽家―文筆業との二刀流シューマン×指揮者としても有能だったメンデルスゾーン
第7章 世紀の2大天才ピアニスト―サロンでもてはやされたショパン×劇場のスーパースターリスト
第8章 オペラを完成させた2大巨頭―浪費家なドイツ楽劇王ワーグナー×篤志家のイタリア歌劇王ヴェルディ
第9章 成熟したロマン派の音楽―ドイツ音楽の継承者ブラームス×世界のワルツ王ヨハン・シュトラウス2世
第10章 フランスのロマン派―オペラ成功を夢見たビゼー×パリ楽壇の長老サン=サーンス
第11章 チェコ音楽の躍進―祖国の発展に尽くしたスメタナ×国際的名声を獲得したドヴォルザーク
第12章 ロシアの新しい息吹―寛大すぎるパトロンに支えられたチャイコフスキー×兼業作曲家集団ロシア5人組
第13章 北欧の国歌と音楽家―安定を好んだノルウェーの傑士グリーグ×フィンランド救国の借金王シベリウス
第14章 後期ロマン派の名指揮者―指揮で生計を立てたマーラー×指揮でも作曲でも成功したリヒャルト・シュトラウス
第15章 印象派、フランスの新しい響き―型破りな音響芸術家ドビュッシー×几帳面な音色職人ラヴェル
第16章 復興するイギリス音楽―イギリス楽壇の重鎮エルガー×インテリ民謡収集家ヴォーン・ウィリアムズ
第17章 近代ロシアのピアノ音楽―ロシア革命前に早逝したスクリャービン×アメリカに亡命して大成功ラフマニノフ
第18章 現代音楽への序章―民謡集めが曲作りの源泉バルトーク×新しい音楽論を追求したシェーンベルク
第19章 東と西の20世紀音楽―祖国に戻って地位を確立プロコフィエフ×若くして国外で大成功ストラヴィンスキー

著者等紹介

山根悟郎[ヤマネゴロウ]
クラシック音楽事務所のアスペンに3年、武蔵野文化事業団にクラシック音楽の企画担当として約10年勤めたのち、現在、MCSヤング・アーティスツに勤務。桐朋学園大学ピアノ科を経て3年間ベルギー(レメンス音楽院)へ留学した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

75
目の付け所が面白いユニークな一冊。作曲家の収入形態は、年俸、年金、楽譜出版料、興行収益、著作権と、時代とともに変化する。面白いのは作曲料。交響曲で、「第9」(150万円)、シューマン「春」(54万円)、R.シュトラウス「家庭交響曲」(5250万円)。更に、「アイーダ」(1.5億円)、「白鳥の湖」(280万円)と聞いて何とも複雑な気持ちになる。最も悲しいのは、「冬の旅」の1曲1,000円…。遺産が、ロッシーニ(20億円)、ヨハン・シュトラウスⅡ(2,000億円)と聞いて、そりゃ、楽天的な音楽になるわと納得。2021/02/14

1959のコールマン

66
☆4.5。年末には何も考えない疲れない本が欲しいな、と思ったら変な本が出た。いやあ、ギャラ計算大変だったでしょうなあ。お疲れ様でした。ちなみにギャラだけで無く、その稼ぎ方、周りの人たちの支援、本人の金銭感覚等いろいろ書いてあるので面白く読めた。どこのページを開いても読めるようになっているので暇なとき開くと良いだろう。ただ、(対照的な)2人をひと組にして(ベートーヴェンだけは1人)書く手法は混乱しがちで感心しなかった。故に減点。意外だったのは遺産トップの人の名。ネタバレになるのでここでは秘す。案外万人向け。2020/12/29

コニコ@共楽

20
作曲家のギャラを比べてみようなんて誰が考えたでしょうか!言われてみると非常に興味が湧いてきます。浪費家だったといわれるモーツァルトや、バッハと比べて成功したといわれるヘンデルなどのイメージはありました。でも具体的な数字で示されると、リアルに暮らしぶりも想像できる気がします。ギャラを比べる指標として、収入はもちろん、贅沢度、慈善度、親の経済力など、興味深い判定もあり、説得力あり、です。この本で収入が一番多かったのは、ヨハン・シュトラウス2世。亡くなった時の総資産は、約2086億円というのにはたまげました。2021/05/29

みつ

13
読み友さんのレビューから興味を持った本。かの作曲家はどれだけ稼ぎどれだけ浪費したか、を中心に、西洋クラッシックの作曲家41人を俎上に上げ、「収入」「贅沢度」「慈善度」「後世への影響」「親の経済力」「音楽一家度」の6項目(原則としてそれぞれ4段階)で評価しつつ、生涯と作品を辿る。名を遺した作曲家であっても、「後世への影響」が最低ランクになっているのが3人。「収入」の最低ランク4人には、やはり「彼」が入っている。バッハは作曲料よりも副収入で稼いでいたというのも、20人の子持ち(成人したのは確か半数)で(続く)2021/10/15

ニョンブーチョッパー

11
★★★★★ 物価の違いはあるかもしれないけれど、いろいろな場面場面でのギャラや、いくら稼いでいたのかが、現代のお金換算で書かれていて、金額が少ないのか、多いのか、とても多いのか、感覚としてつかみやすい。同時代の二人がセットで紹介するスタイルのおかげで、二人の違い・特徴がとてもよく分かる。そんなに違っているのかと驚くのが、バッハとヘンデル、ショパンとリスト、ブラームスとヨハン・シュトラウス2世、ビゼーとサン=サーンス、スメタナとドヴォルザーク、グリーグとシベリウス。↓2023/02/05

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