出版社内容情報
がんなどで胃を切除した方は、普段の食事に戻るまでは、つらい後遺症と戦いながらの食事とまります。本書では、ダンピング症候群などの後遺症を防ぐ食べ方から、普通の食事に戻るまでステップごとにレシピを提案しています。
内容説明
退院後、悩みがちな体重減少、ダンピング症候群、便秘・下痢、貧血がラクになる食べ方とレシピ250品。国立がん研究センター東病院が教えるトラブルなく“普通の食事”に戻るまで。
目次
1 胃切除後の食べ方レッスン
2 退院後しばらくのメニュー
3 食べ慣れ始めた人のメニュー
4 食事作りの負担軽減メニュー
5 これで安心!症状別メニュー
6 知っておきたい医学知識
著者等紹介
木下敬弘[キノシタタカヒロ]
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院胃外科科長。1994年金沢大学医学部卒業、1999年同大学院を修了。2001年にはドイツ学術交流会(DAAD)年間奨学生としてドイツ・テュービンゲン大学・低侵襲外科部門に留学。その後、東邦大学医療センターでの勤務を経て、2010年より現施設に勤務。胃がん手術のスペシャリストとして知られている。これまでの執刀経験は1,700例近くに及び、中国・インド・ベトナム・ロシアで腹腔鏡下胃がん手術を行った。日本消化器外科学会評議員・専門医・指導医、日本外科学会専門医・指導医、日本胃癌学会代議員
千歳はるか[チトセハルカ]
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院栄養管理室室長。旧国立病院・東信病院、国立病院機構東京医療センターなどを経て、2015年より現職。管理栄養士、がん病態専門管理栄養士、病態栄養認定管理栄養士、栄養サポートチーム専門療法士。栄養管理室では、がん患者本人と家族を対象にした料理教室を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。