学研のヒューマンケアブックス<br> ヘン子の手紙―発達障害の私が見つけた幸せ

電子版価格
¥1,527
  • 電子版あり

学研のヒューマンケアブックス
ヘン子の手紙―発達障害の私が見つけた幸せ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784058009147
  • NDC分類 916
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「NHK障害福祉賞」を受賞した著者。周りとちょっと違う様子に“ヘンな子”と言われ、大人になって発達障害と向き合う姿を描く「NHK障害福祉賞」最優秀を受賞した著者。周りとちょっと違う様子に“ヘンな子”と言われ、違和感を抱いたまま進学・就職し挫折を味わう。大人になってから自らの発達障害に気づき、向き合い、折り合いをつけていく過程を描く。玉井邦夫先生の解説付き。

伊藤のりよ[イトウノリヨ]
著・文・その他

内容説明

幼い頃から“ヘンな子”と言われてきた著者。みんなと同じようにできない、どこかぼーっとしているという違和感を抱いたまま進学・就職し、挫折を味わう。出産後、子どもの発達障害とともに自らの発達障害を知ることとなる。自分と向き合い、折り合いをつけていく過程を描く。

目次

序章 今は「自分を大事にする」ことを練習中
第1章 幼い時から、自分で自分がわからなかった
第2章 責められて、自尊心が失われていく中で
第3章 ひきこもり生活から結婚、出産へ
第4章 過酷な子育てに疲れて
第5章 母子、3人の発達障害がわかる
第6章 私に必要なのは、裸の自分を知る闘い
第7章 明日を信じて生きる

著者等紹介

伊藤のりよ[イトウノリヨ]
子どもの発達障害の療育をする中で、自分自身にもあてはまることが多いと感じて診察を受け、30代で学習障害、自閉スペクトラム症と診断される。自分と夫に宛てた作文「ヘン子の手紙」が第51回NHK障害福祉賞で最優秀に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えがお

5
良本!健常者の人は必読、発達障害の人はどんな感覚で生きていて、なぜ「ヘン子」になってしまうのか、当事者が語ってて分かりやすい!当事者はその世界の中で生きていて健常者の感覚を持たないから、自分がなぜ変なのか、出来ないのか分からない。お子さんの発達障害発覚がご自身の障害への気づきに繋がっているとのことだったけど、この著者が自分の感覚が他の人と違うと理解できるようになったのか、その過程にすごく興味を持った。私自身ADHDがあって、特に子供の頃すごく生きづらかったので共感できるところ多!多くの人にぜひ読んでほしい2019/04/02

テリトリーM

3
普通を求められ、できないことを責められ、苦しい日々を送ってきたヘン子さんが、今の幸せに辿り着くまでのお話。ご主人と出会うことで、子育てをすることで、大変ではあったけど、自分の居場所、ペースを見つけられた。凸凹ではあるけれど、いい家族だ。2019/10/11

びーる

1
娘と私の関係が描かれている気がした。私の娘は診断は受けていないけれど、この本を読んで、娘のできなさへの理解が深まった一方で、諦めや絶望も感じた。自分の「普通」と娘のそれとが噛み合わない不幸。読んでて苦しかった。2018/12/15

ツユクサ

0
NHKハートネットTV(2016年12月放送)にご主人と二人で出演され、日常の様子が紹介されました。その後本を購入。やっぱり似ている所が沢山あり 、癒され支えになりました。7年後わたしも発達障害と診断を受け、カウンセラーさんに繋がりました。やっとわかってもらえた、話が通じた、ほっとしました。ずっとそばにいてもらう、友達のようなお守りのような一冊です。

ゆうわか

0
人と違っていても、迷惑をかけていないなら、気にしない。なるべく落ち着いた環境で過ごす。自分以上の自分にならなくていい。2018/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12950681
  • ご注意事項

最近チェックした商品