出版社内容情報
一級の著者による解説・監修と、海底の武蔵の推定復元イラストをはじめとする独自かつ豊富なビジュアルで、武蔵の実態に迫る!
海底の武蔵の状態がひと目でわかる推定復元イラスト、建造時に主砲塔を運んだ砲塔輸送艦「樫野」、武蔵神社と戦闘食、武蔵と大和の違い、貴重写真で綴る軌跡など、各ジャンルの一級の専門家による解説・監修と、独自かつ満載のビジュアルで武蔵の真実に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ兄
3
先日、歴史群像プレミアム講座を受講した際に貰いました。 見ごたえある写真が数多かったしシブヤン海での戦いの経過も良く理解できました。沈没地点で行われた洋上慰霊祭の時に、上空に武蔵の形をした雲が湧き出て、参加者たちはそれを見て英霊が応えてくれたと涙したという…その時の写真もあるのですが、涙腺がちょっとゆるみました。2015/08/11
Masato Watari
0
この半年、海底の武蔵に関して一番まとめられていた書籍と思いました。 興味深かったのが「水中文化遺産」の記述。 近年、墓荒らしとも言える行為が行われ、先の大戦で沈没した重巡洋艦「羽黒」や「球磨」、戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」が被害を受けているそうで、心が傷んだ。 そうした中で「武蔵」や「大和」の保護についての動きも記述されており、mook本にしては低価格ながら、非常に有意義な一冊だと思った。2015/08/29