〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ
四式戦闘機疾風 - 大戦末期にベールを脱いだ陸軍航空隊の最終兵器

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5変判/ページ数 189p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784056035742
  • NDC分類 538.7
  • Cコード C9421

出版社内容情報

昭和19年の制式採用後、最優先生産機に指定され、零戦、隼に次ぐ3500機余りが生産された疾風。2000馬力のエンジンを搭載、速力、武装ともに当時の陸軍機の頂点に立ち、その期待の大きさから「大東亜決戦機」とも称された疾風の全貌を詳解する。   

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竜王五代の人

1
残された写真一枚一枚をあたり細かい変遷をたどるなど労作ではある。興味深かったのは開発史で、重戦闘機(大馬力エンジンを積んだ、世界に伍する主力戦闘機)を得ようとする当初の諸々のプランが潰えていくなかで追加された応急的・堅実な案だったこと(結局形になったのがこの疾風だけなのだから正解と言えば正解)とか。異称「大東亜決戦機」が、考えたのはいいけど戦争がいつまで続くのか分からない中でおいそれと使うわけにはいかず、広まったのは戦争期間が定まった終戦後とか。その割にはマリアナも比島も沖縄も本土も決戦だった気が。2021/08/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/430263
  • ご注意事項

最近チェックした商品