出版社内容情報
教室の中には、たくさんの当たり前があることを知る一冊。
好き嫌い、ジェンダー観、家庭環境、過ごしやすさなど、人それぞれいろんな性質や考え方があると気づけます。
難しい内容はなし!イラストたっぷりでわかりやすい、子どものための絵本図鑑です。
【絵本のように読める図鑑 】
ここはいつもの教室。けれど、小さな“モヤモヤ”をかかえる人が、ひっそり隠れているみたいです。
すると、そこに小鳥がやってきました。クラスのメンバーはその小鳥に連れられて、ちがいを知る「旅」にでかけます。
絵本ページも図鑑ページもイラスト満載で、見ていて楽しいレイアウト。眺めるうちに新しい価値観に触れられます。
【多様性について理解が深まる】
「ふつうとは何か」を考えることから始まり、好きなもの、ジェンダー、性、体、ルーツや文化、家族、過ごしやすさ、学びやすさなど、とても幅広いテーマを取り上げています。自分の考えが当たり前ではないということ、そして、一人ひとり決して同じ人はいないんだということ感じることができます。人や社会に対して、思いやりをもてるようになる一冊です。
内容説明
ひとりひとりのちがいに出あう旅にでかけよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
じゃがたろう
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            小学校の学級文庫に少しずつ置かれるようになってきているらしい?作品。多くの子どもたちがこの作品に触れられる環境がまずは用意できるとよいだろう。理解啓発はとても大切だと思った。幼少期から多様性に触れることで、DE&Iのマインドを育む土台ができやすくなるのではないかなと考える。「ふつう」を再考し、「アンコンシャスバイアス」にとらわれず、他者を尊重しつつ、自分も伸び伸びと生活できる…そんな社会を目指したい。理想は理想として大切にしていきたい。2025/08/01
          
        たくさん
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            自分だけの世界から、自分だけでなくみんなで作るお互いさまという概念を子どもにちゃんと持ってもらいたいというのはよくわかる。自分と他人との違いって友だちとかの距離感が近いと自然とついてくると思うけど、今の時代好きな人同士価値観の違う人も一緒に遊ぶのは少なくなってきて、違う気持ちと接する機会が少なくなっている場面もあるのかな。けど少数派の意見を取り上げすぎたために少数派を利用する人たちの勢いもついて本来の人たちの意見でなくなることもあると本末転倒。社会の仕組み上手に作らないといけないな。  2025/04/22
          
        

              
              
              
              
              

