出版社内容情報
「版」というメディウムによる表現は関西という土壌で、豊かな実を結んだ。
本書は、版画を手がける画家でも、絵画を手がける版画家としてでもなく、
版画を目的化せずに、版画や絵画を通して新たな世界を創出したいと願う
関西の美術家たちの歴史を「現代版画」という視点から迫る試みである。
CONTENTS
1章・関西現代版画史 序論
2章・現代版画の創造者たち 作家論
3章・版画コンクールの果たした役割
4章・関西版画におもう
5章・MAXI GRAPHICAと1990年代以後の版画表現
6章・芸術系大学における版画教育
7章・関西現代版画史 年表
8章・関西現代版画史 作家名鑑
■編 者 「関西現代版画史編集委員会」
奥村泰彦・木村秀樹・清水佐保子・中谷至宏・三木哲夫・本江邦夫
■執筆者
安黒正流・太田垣實・菅谷富夫・杉野秀樹・瀬尾典昭・高橋亨・谷藤史彦
・谷山文衞・寺口淳治・中塚宏行・原田平作・平野重光・藤慶之・松山龍雄・三脇康生・森口まどか・安來正博・山村悟・吉竹彩子・吉村良夫ほか
内容説明
「版」というメディウムによる表現は関西という土壌で、豊かな実を結んだ。本書は、版画を手がける画家でも、絵画を手がける版画家としてでもなく、版画を目的化せずに、版画や絵画を通して新たな世界を創出したいと願う関西の美術家たちの歴史を「現代版画」という視点から迫る試みである。
目次
第1章 関西現代版画史―序論
第2章 現代版画の創造者たち―作家論
第3章 版画コンクールの果たした役割
第4章 関西版画に想う
第5章 MAXI GRAPHICAと1990年代以後の版画表現
第6章 芸術系大学における版画教育
第7章 関西現代版画史年表1951‐2005
第8章 関西現代版画史―作家名鑑