出版社内容情報
憲法が「ある世界」と「ない世界」を比較しながら、国民主権を定めた憲法の存在理由や、暮らしとのつながりを紹介。身近な例に落とし込んだり、イラストで図解したりすることで、わかりやすく解説する。小学校の社会科や道徳の補助教材に最適。
内容説明
「ある・なし」をくらべてわかる憲法の大切さ。
目次
第1条 天皇は政治上どうあるべきかが、決まっていなかったら?―国事行為、象徴天皇制
第41条 国民の代表からなる国会が法律を定めることができなかったら?―唯一の立法機関
第44条 選挙の資格が制限されていたら?―平等選挙
第45・46条 国会議員に任期がなかったら?―国会議員の任期、衆議院の解散
第67条 内閣総理大臣を選ぶ方法が決まっていなかったら?―議院内閣制
第76条 裁判所や裁判官の独立が守られていなかったら?―司法権の独立
第78条 裁判官の身分が保障されていなかったら?―裁判官の身分保障
第84条 税金を課すときに、法律に基づかなくてもよいなら?―租税法律主義
第93条 地方公共団体の長や議員の選び方が、決まっていなかったら?―地方自治、地方公共団体の長や議員の直接選挙
第94条 地域で独自のルールを決められなかったら?―条例
著者等紹介
木村草太[キムラソウタ]
1980年生まれ。憲法学者。東京大学法学部を卒業した後、現在は東京都立大学で教授をしている。研究テーマは平等原則、差別されない権利、思想・良心の自由、地方自治、子どもの権利など。テレビやラジオなどのメディアにも多く出演し、子どもから大人まで、幅広い世代に法教育を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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