出版社内容情報
世界と日本で深刻化する格差の問題を、「格差とは何か?」という問いを皮切りに、経済格差、教育格差、男女格差などさまざまな角度からやさしく解説。「格差をなくすためにできること」も提案、現状の問題を解決し、希望のある明日を目指す一冊。
目次
1章 格差ってなんだろう?
2章 世界の経済格差
3章 日本の経済格差
4章 教育の格差
5章 男女の格差
6章 ほうっておけないさまざまな格差
7章 格差のない社会を目指して
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
20
経済、教育、男女、人種差別など子どもにもわかりやすくイラスト入りで教えてくれる良本。教育に携わる大人にも読んで欲しい一冊です。2024/08/01
ヘビメタおやじ
3
読んでいくうちに、自分の無力さを痛感します。人間世界の技術力は進歩しているけれど、幸せの総量は昔から変わっていないのかと空しくなります。全ての根源は、経済の格差だと感じました。世界規模の再分配システムはできないものでしょうか。まあ、日本国内ですら、再分配は機能していないので、無理でしょうが。世界の上位10%の富豪が、76%の資産を所有とは異常過ぎます。日本だけでも、しっかりとした哲学をもった政治家による英断が必要です。それがない限り、格差は広がり続けるのでしょう。2024/02/06