出版社内容情報
人は、国家は、なぜ殺し合うのか? 宗教による対立、民族間の紛争、領土の奪い合い……。憎しみと復讐の連鎖に終わりはあるのか? ウクライナ、ガザ、そして世界の各地で今も続けられている凄惨な戦闘は、膨大な数の被害者と甚大な破壊をもたらし、この現代世界をとてつもない混迷に導こうとしている。ニュースだけではわからない世界と日本を覆う危機の深層を、今、知の巨人・佐藤優が語り明かす!
内容説明
人は、国家は、どうして争うのか?泥沼化する民族紛争、宗教対立、衝突するナショナリズム…世界と日本を取り巻く危機の真相を徹底解明する。
目次
序章 なぜ人間は戦争をやめられないのか?(戦争を煽るのは大衆ではなく知識人;戦争は外交で回避できるのか? ほ)
第1章 ロシア・ウクライナ紛争の行方(ロシアの内在的論理とは何か?;ウクライナ側の内在的論理 ほか)
第2章 ガザ戦争にひそむ殉教と報復の論理(パレスチナ問題のそもそもの発端とは?;イスラエルの内在的論理 ほか)
第3章 東アジアの有事の可能性を読む(アジアのパワーバランスの行方;台湾有事にアメリカはどう動くか? ほか)
第4章 戦争と平和―日本の国防と未来(自由・平等・平和をめぐる寓話;相互主義がギリギリの平和を保つ? ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞。大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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