出版社内容情報
知の巨人・佐藤優先生と「正しさ」を考える授業、はじめます!
「なんで世の中は平等じゃないの?」
「なんで戦争が起こるの?」
「生まれつき頭がいいのはずるい!」
「かわいい子は得だよね」
など、子どもでも大人でも、ふと抱くギモンはさまざまにあるもの。
こういった誰もが一度は感じる素朴なギモンをベースに、「正しさ」について、「知の巨人」佐藤優先生と考えていきます。
コロナ禍で楽しみにしていたイベントが中止になったり、
生活が苦しい人が出てきたり、
世界に目を向ければウクライナ侵攻で多くの人が亡くなっていたり…
日々起こっている未曽有(みぞう)の出来事に、
「何が正しいことなの?」
と感じることも増えているはず。
あなたの身の回り、世界のことを考え直すきっかけになる本です。
内容説明
14歳のギモンから、世の中の「真実」が見えてくる。ずるい大人には、なりたくない。社会の矛盾やウソ―生きづらさを感じるキミと、答えを探し続ける大人へ。正義が多様化する時代に。「私」の答えを探す旅に出よう。
目次
1日目 親って正しいの?(「あなたのため」っていろいろおしつけてくるけれど、それって親の自己満足じゃないの?―勉強しなければいけない理由;子どもには「ウソついちゃダメ」って言うのに、自分たちは平気でウソをつくのはなぜ?―約束を守るということ;いつも「お姉ちゃんなんだから、がまんしなさい」と言われる。下の子ばかりかわいがって、ずるくない?―ジェンダー平等 ほか)
2日目 学校や先生って正しいの?(意味不明な校則が多すぎる。個性が大事とか言ってるのに、なんでも型にはめようとするのはおかしくない?―昭和な教育から、令和の教育へ;スクールカーストってなんなの!?同い年なのに、なんで下に見られなきゃいけないの?―ヒエラルキー;いじめがあっても見て見ぬフリをする大人は許せない!―同調圧力 ほか)
3日目 同い年なのになぜちがうの?(勉強が好きなのもスポーツが得意なのも人それぞれ。なのにどうしてねたんだり、足を引っ張ったりするの?―差異と格差のちがい;イケメンでスポーツ万能で頭もよくてだれからも好かれる。神様、これって不公平では?―多様性;「みんな仲良くしろ」って言われるけど、ウソっぽくない?クラス全員と“親友”になんか、なれっこないのに。―集団の和vs個性 ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。85年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。現在は執筆や講演、寄稿などを通じた言論活動を展開。とくに若い世代や学生に向け、学ぶこと、考えることの大切さを伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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