光人社NF文庫<br> 最後の雷撃機―生き残った艦上攻撃機操縦員の証言

個数:
電子版価格
¥902
  • 電子版あり

光人社NF文庫
最後の雷撃機―生き残った艦上攻撃機操縦員の証言

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月26日 11時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769829829
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

三度雷撃して生還した者はいない―と言われた雷撃隊員として八百キロ魚雷を抱いた艦上攻撃機を操り、太平洋戦争を戦い抜いたパイロットの熾烈な戦場体験。ソロモンのサメの海を泳ぎ、台湾沖では十七機編隊中のただ一機の生還。翔鶴の艦攻隊に配置以来、ソロモン、北千島、比島、沖縄と転戦した海軍搭乗員の証言。

目次

第1章 憧れの海軍航空隊へ
第2章 雷撃機操縦員
第3章 空母翔鶴艦攻隊
第4章 ブーゲンビル島沖航空戦
第5章 タロキナ沖攻撃
第6章 北の海で
第7章 台湾沖航空戦
第8章 フィリピンでの戦い
第9章 沖縄作戦・特攻・終戦

著者等紹介

大澤昇次[オオサワショウジ]
大正9年(1920年)5月、新潟県新発田町(現・新発田市)に町谷家の次男として生まれる。昭和10年(1935年)6月、横須賀海兵団入団。9月、海軍通信学校入校(42期生)。13年2月、霞ヶ浦海軍航空隊に入隊(43期操縦練習生)。11月、艦上攻撃機操縦員として館山海軍航空隊入隊。以後、鈴鹿空、宇佐空、筑波空、鹿屋空に勤務。18年5月、空母翔鶴乗組。11月5日、第一次ブーゲンビル島沖航空戦に参加。10日、タロキナ攻撃に参加、被弾・不時着水。19年3月、五五三空北千島派遣隊(4月1日、攻撃二五二飛行隊に編制替え)で幌筵島に進出。10月14日、台湾沖航空戦に参加、17機中唯一の生還機となる。20年3月20日より沖縄作戦に参加。5月、任海軍少尉。終戦で復員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒瀬

57
高度0m、海面すれすれを突撃する。眼前の海面は炸裂した弾丸の飛沫で雨のようだ。一発でも避け損ねたら命はない。体は石のように固く、ただ狂ったように右に左に舵を切り、死への一本道を突き進む…。三度雷撃して生還した者はいないとまで言われる低い生存率の中、太平洋を飛び回った著者の記録。時にはサメのいる海を泳ぎ、台湾沖では17機編隊で1機のみ生還という強運と実力の持ち主。魚雷投下後、一瞬にして敵の砲火に包まれて「あっ」と思った時にはプロペラが止まり、何も見えない闇夜の海へ不時着水を迫られる臨場感あふれる記述が印象的

スー

21
13開戦時は教官をしていて、その後空母翔鶴搭乗員になりそこからラバウルに進出しブーゲンビル島の戦いに参加しタロキナ沖で被弾して漂流し次は北千島に派遣され台湾沖では17機で米艦隊に挑み筆者が機長を務める隊長機だけが生還しフィリピンそして沖縄戦に参加し無事に終戦を迎える。下士官という事で状況も分からずあちこちに派遣され命がけの任務に投入される悲哀を感じます。筆者はほとんど雷撃訓練を受けずに実戦参加しており空母部隊以外はクンレン不足だったようです。それに台湾沖戦では200機を超える大編隊でしたが協力訓練も無く2022/02/09

Mikarin

3
台湾沖航空戦での敵艦隊肉迫時の対空砲火の描写が激烈。VT信管炸裂の中をよく生還できたと感じる。(部隊17機中、著者1機のみ生還)2017/01/14

カラヤ3

2
戦闘機パイロットの戦記のような華やかさはなく地味だった。しかし、雷撃攻撃中の恐怖感は十分に伝わってきた。2025/03/01

ビタミン

0
★★★★★ 大東亜戦争開戦前からヒコーキ乗りで、実践デビューは負け戦になりつつあるミッドウェー後。 しかも雷撃機で主だった航空戦を戦い抜き生き残った化け物級の人のお話。2025/01/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11259214
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品