出版社内容情報
3・11の巨大地震をきっかけに、いつどこで地震と噴火が起きてもおかしくない活動期に入った。地震と火山活動のしくみを図解。
3・11の巨大地震をきっかけに、「いつ、どこで」地震と噴火が起きてもおかしくない活動期に入っている。日本はまさに千年ぶりの「大地変動の時代」が始まった。新たに危惧される震源域、火山活動が活発になっている日本を、カラー図解で徹底解説。
【著者紹介】
京都大学大学院 人間・環境学研究科教授
内容説明
巨大地震で富士山が大噴火!?南海トラフでM9の巨大地震が発生。地震と噴火活動のしくみを徹底図解。
目次
第1章 火山の基本
第2章 地震と火山の活動期に入った日本
第3章 地震と火山を生み出す地球
第4章 地震の基本
第5章 地震の種類と災害
第6章 富士山は噴火する!?
著者等紹介
鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年東京生まれ。東京大学理学部地学科卒業。通産省(現・経済産業省)を経て97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学、地球科学、科学教育。テレビや講演会で科学を面白く解説する「科学の伝導師」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やふはふ
3
新しめの地震と火山事情について書かれた本。基本的な事が書いてある本かと思いきや、その様な事の方が多めの印象。基本的な事を別の本で学んだ人のための本かな?基本的な話の章を先に持って来てから今後の色々な予測についての章をまとめれば初心者でも読みやすいかも。あと2ページにまたがる図もありがたいのだが、いかんせん本が開かないので見にくい。開きの良い作りならばとても見やすかったと思う。まあ、副読本と言う感じなら悪くはなかった。2015/06/07
nagata
2
この手の本は、図解も説明もどっちつかずの中途半端になってしまう。鎌田先生だからと期待して手にしたのだが、やっぱり消化不良。反面教師みたいになってしまったのは、やはりプレート説だと地震も、そして火山の動きも納得のいく説明にならない。それが図解でわかったこと。2020/07/15
夏野菜
2
図解付きで地震と火山について解説。地球の規模の大きさを改めて感じた。富士山にはどこから噴火するかわからない直線上に列ぶ100個以上の側火口がある、というのには驚き。阿蘇山のカルデラの話はあったものの、熊本地震関連は特に記載がなかった。地震が活発な日本でこの先どうやって生きていくか、決定的な解決策などないのかもしれないが、悩ましい問題だなあと痛感。2016/05/04
にしけん
0
わかりやすく、まとめられていました。2017/03/14
超エコドラネコ
0
オールカラーでイラストや写真が多く大変読みやすかった。