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出版社内容情報
不登校の子どもに対して著しい成果をあげた「本人参加型会議」を軸とした支援の方法を、実際の事例を交えながら紹介する。
不登校の子どもに対し著しい成果を挙げた「本人参加型会議」を軸とした支援方法を、事例を交えながら紹介する。本プログラムは、「個別」の事情に合わせるのではなく、どのような子どもにも同じ方法で対応することを基本としているため、誰でも実践できる。
【著者紹介】
山形大学地域文化教育学部教授。専門は特別支援教育における教育方法・評価、不登校支援など。山形、宮城、新潟、岐阜などをフィールドに、実践的研究に取り組む。
内容説明
本書は、「自己理解と本人参加型会議」をキーワードに、不登校の子どもたちを教室復帰に導いた新たな理論と実践を紹介したものである。この手法の特徴は、不登校の対応は特別支援教育の範疇であるとして取り組んでいること、長期あるいは不登校傾向といった「不登校の症状」にかかわらず、だれもが実践可能な画一化されたやり方で対応していることである。実際、この手法を用いた過去5年間のケースで46件中41件が改善、改善率は86%と劇的な効果を示したのである。
目次
第1章 不登校の現状と発達障害
第2章 特別支援教育システムの構築と不登校の減少
第3章 「本人参加型不登校改善会議」の内容と手順
第4章 不登校改善計画書の作成と実行
第5章 不登校改善・不登校予防のためのテクニック
第6章 不登校の児童生徒に関わる担当者の対応
第7章 不登校・不登校傾向の改善事例と未然防止
著者等紹介
三浦光哉[ミウラコウヤ]
宮城県公立小学校教諭、宮城教育大学附属養護学校教諭、宮城教育大学非常勤講師、山形大学地域教育文化学部教授を経て、山形大学教職大学院教授、山形大学特別支援教育臨床科学研究所所長。研究テーマは、個別の教育支援計画(個別の指導計画)の作成・実施・評価、障害児(特別な教育的ニーズ児)への指導方法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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