学研科学選書<br> 間違いだらけの物理学

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学研科学選書
間違いだらけの物理学

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054059160
  • NDC分類 420
  • Cコード C0042

出版社内容情報

「太陽に地球のゴミを投げ捨てられる」はウソ! 世間にはびこる、間違いだらけの科学にまつわる都市伝説を一刀両断する一冊!

地球のゴミを太陽に投げ捨てられるか? 太陽がブラックホールになったら地球はのみ込まれる? いざ聞かれてみるとわからなかったり間違ったまま認識したりしていることが多い物理の原理。そんな世間にはびこる、科学にまつわる都市伝説を一刀両断する一冊!

内容説明

飛行機が飛ぶ理由の解説は間違いだらけ!潮の満ち干の解説は間違いだらけ!太陽に放射性廃棄物を捨てるのは可能か?「川の蛇行のしくみ」はアインシュタインが考えていた!世にはびこる物理学の都市伝説を一刀両断!

目次

1章 世にはびこる物理学は間違いだらけ
2章 「太陽にゴミを捨てられる」は間違い!
3章 「遠心力」の間違い!
4章 「潮汐力の説明」の間違い!
5章 「飛行機が飛ぶしくみ」の間違い!
6章 「曲がった川の内側の流れが遅いから蛇行する」は間違い!
7章 「電流のエネルギーは電線のなかを流れる」は間違い!
8章 科学にはなぜかくも間違いがはびこるのか

著者等紹介

松田卓也[マツダタクヤ]
1943年生まれ。宇宙物理学者・理学博士。神戸大学名誉教授、NPO法人「あいんしゅたいん」副理事長、中之島科学研究所研究員、ジャパン・スケプティックス会長。1970年、京都大学大学院理学研究科物理第二専攻博士課程修了。京都大学工学部航空工学科助教授、英国ウェールズ大学ユニバーシティ・カレッジ・カーディフ応用数学天文学教室客員教授、神戸大学理学部地球惑星科学科教授、国立天文台客員教授、日本天文学会理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まじぇすた

6
基本的にはやさしい説明でやさしい内容であるけれども、所々で意味や定義を端折っている表現が見受けられるので高校で物理を習った人向けかもしれない。流体力学って面白いなぁと思った。第4章「『潮汐力の説明』の間違い!」は3回読み直してやっと分かった。第5章「『飛行機が飛ぶしくみ』の間違い!」が一番面白かった。第6章「『曲がった川の内側の流れが遅いから蛇行する』は間違い!」も面白かったけど、もともと曲がっている川の内側に砂が溜まる説明はしているけど、川が蛇行する秘密の説明にはなっていないような。2017/06/07

suzuki

5
静止軌道上の無重力状態や潮汐力、何故飛行機が飛ぶか、など日常的な経験に基づいた通説を信じがちな6つの物理現象について、物理学に基づいて解説している。 自分も勘違いしていた現象についての解説を読んで、ああ、たしかに!と膝を打った。 「科学と疑似科学の違いは反証可能性」「ネットは話を聞かない人たちのパラダイス」など、終章に著者の珠玉のフレーズが詰まっていて、物理現象に興味ない人にも終章だけでも広く読んでもらいたいと思った。2021/08/22

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

5
勘違いを招きそうなタイトル。 既存の物理理論が間違っているというトンデモ本ではない。 巷(特に一般向けの解説書)にあふれる物理現象に対する間違った理解を、 正しく説明するとこうなります、という本。 「飛行機が飛ぶ仕組み」については為になった。この辺の理論はまだ勉強したことがないので、そのうち学びたい。 ※読んでいて、いくつか気になった点があったので、コメントしておく。 ●「遠心力」に関する章にて→(1) 2016/12/11

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

3
再読。流体力学は難しいけど面白いね。2017/11/11

tako

1
潮汐と電気はしってたが(まあ電子工学科修了なので)流体は難しいなやっぱり2018/10/01

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