出版社内容情報
グレーゾーン、気になる子、育てにくい子の子育てにがんばる母のコミックエッセイ。困り感のある子どもへの接し方がわかる
集団に参加できない息子を恥ずかしがりやだと思っていた母。しかし、そこには発達障害の問題があった。検査、進路選択、きょうだい・夫との関係など、さまざまな問題に直面した母(漫画家)が、どのように道を見つけて歩んできたかを綴るコミックエッセイ。
【著者紹介】
漫画家、イラストレーター。男児3人の母。
内容説明
幼稚園、小学校と、集団に入ると問題が起きてしまう息子。母は子どもに合わせた接し方に変えてみた。親の弱さと強さが分かる等身大コミックエッセイ。
目次
幼稚園―はじめての集団へ
かんしゃく―親の対応しだい
病院―やっぱり障害?
小学校―通常学級か特別支援学級か
1年生―大丈夫と思っていたのに!
父親―どうかかわる?
再検査―ついに名前が付いた
情緒の教室―まだまだ支援が必要
2年生―新しい環境キタ~
伝える―障害名より中身を知ること〔ほか〕
著者等紹介
トマコ[トマコ]
イラストレーター、マンガ家であり、男子三児の母。女性向けのWebサイトで子育てマンガを連載
佐藤曉[サトウサトル]
1959年埼玉県生まれ、筑波大学卒業、同大学院教育研究科修了。岡山大学大学院教育学研究科教授。博士(学校教育学)。専門は教育臨床。数多くの小中学校を訪ね、現場の実情に合った教育のあり方を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぱんにゃー
107
【過去は変えられる?】 変えられないと思います。でも、変わると思います♪/『私の育児はだめだった。ごめんね…』トマコさんの母は、片づけられない忘れ物の多いトマコさんを叩いて育てた。 『あっ!!その瞬間すべてが分かった』トマコさんは、自分のこと、母が不安だったことが腑に落ちた。 なぁ太くんの発達障害のおかげで、二人の過去は変わった(成長させてもらった)んですね(*´∀`*)2015/12/26
美登利
52
色々な発達障害の子育てに関する本を読みましたが、これは一味違う気持ちがします。出てくる子供さんもそれほど目立った問題もないし、親が気が付かなければそのままスルーしてしまいそうです。そんなの個性ですよ。と言われてしまえばそうだなぁと思うだろうし。作者は違いましたね、周りからの時には冷たい意見や温かい助言も受け入れ、とても悩みましたが病名を付けてもらい支援も必要と受けています。自身にも支援学級の差別的な見方も有ったのだと反省しています。周りに流されることなく、迷った時はプロに相談することが大切なんですね。2014/06/03
よしりん
22
娘が借りてきた本。漫画とエッセイという構成なので難しくなくすっと頭に入ってきて読みやすかった。2023/05/03
徳浄さん
22
先月嫁から孫(4歳)が発達障害だと言われたと連絡が!ええ~って思ったけど一番悩んでいるのは親の方だろうとおもった。まずはその発達障害ってのを知りたいがよく解らない。そこでこの本!何て読みやすく分かり易く書かれていることか。早速嫁にも薦めてみようと思う。2017/08/24
葵@晴読雨読
20
図書館.なぁ太君の姿に、昔の自分の姿が重なりました。2016/04/13