内容説明
路面電車が走った東京の100年。銀座、浅草、渋谷ほか、全41系統。明治~昭和の貴重な写真と現在の同一視点の景色を比べて辿る都電1世紀の全貌。
目次
業平橋・両国
浅草・向島
上野・御徒町
錦糸町・亀戸
門前仲町・砂町
銀座・京橋・築地
日本橋
神田・九段
丸の内・日比谷
新橋・芝・六本木
品川・五反田
渋谷・青山・赤坂
新宿追分・四谷
淀橋・中野・杉並
本郷・小石川
池袋・板橋
王子・赤羽
町屋・千住
トロリーバス
著者等紹介
井口悦男[イグチエツオ]
昭和6(1931)年東京生まれ。日本古地図学会元会長。慶應義塾大学大学院修了(歴史地理学)。慶應中等部教諭、高校講師、慶應義塾大学講師を経て帝京大学教授。現在は同大学理事
白土貞夫[シラトサダオ]
昭和8(1933)年、東京生まれ。鉄道史研究家。昭和27(1952)年、郵政省に入り郵便局長等を歴任し、平成5(1993)年に退官。現在は佐倉市史編纂委員、鉄道友の会参与などを務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
1
b071、あくまで個人的にだが、悪い内容ではないがいまいち。ただしもちろん定点観測写真なので「東京の変化」を見るのには不足はないとも思う、ただ、そういう意味だと前に見た石版画まで含めた本のほうが精密さには欠けるが変化はわかりやすかった。正直、全41系統である程度知名度がある場所を並べられてもどう捉えていいのかわからないんだよね、読む側に知識か土地勘があれば多分問題ないんだろうけども。若干そういう意味ではJRのターミナル駅に比重が偏っていたような気もする(単独でそこそこ面白かった)。まとまってはいると思う。2011/06/30