内容説明
国生み神話とは?天石屋戸隠れの真意とは?オオクニヌシの意外なモデルとは?神話に登場する神々の素性とは?ダイジェストと神さま図鑑で日本神話の世界を詳解。
目次
第1章 イザナキとイザナミの神話
第2章 アマテラスとスサノオの神話
第3章 オオクニヌシの神話
第4章 ニニギノミコトの神話
第5章 古代天皇の物語
第6章 創世の神々
第7章 イザナキとイザナミに連なる神々
第8章 スサノオに連なる神々
第9章 アマテラスに連なる神々
著者等紹介
吉田邦博[ヨシダクニヒロ]
文筆家。1958年、福岡市生まれ。駒澤大学仏教学部卒業後、國學院大學神道學専攻科修了。原始仏教や神道、さらにはキリスト教をはじめとした西洋思想など、多岐にわたるテーマで幅広い執筆活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハイジ
6
物語として捉えた『古事記』は、とても楽しい読物です。編纂された天武〜元明天皇期の狙いとして対国内向けであったようです。なので記されている神々もとても素敵なそして人間くさいです。そして本当にいろんな所から生まれててます。イザナミノカミの大便から生まれたハニヤスビコノカミとハニヤスビメノカミのハニヤス(埴粘)とは→赤土の粘土の古語→埴輪のハニと同義語。嘔吐物からも尿からも尊い神様が生まれているとの事。八百万神恐るべし。2013/09/05
ちいちん
4
入門書ということで、古事記について深く書かれていないと思われるが、見開きのどこかに大きく絵が載っているので、入門書としては良いと思う。それにしても日本神話の神々は、非常に個性的である。天照大御神の御殿に糞をまき散らす須佐之男命など、普通に「うわっ……」と思ってしまった。古事記についてまた深く知りたいと思わされる本。2014/06/11
kino
1
見開きごとの構成で登場神々紹介。コンパクトにまとまっている。2012/07/31
Cha Cha Manbow
0
なんとなーく古事記ってものを読んでみたくて手に取りました。 なんのこっちゃ⁈な話の展開。あんた誰⁈っていう読みにくい名前。 なんとなく歴史的な背景、政略的な動き、流れが見えるかな?2022/05/27