内容説明
中国社会科学院の気鋭のマルクス主義経済学者が最新の中国経済事情をもとに『資本論』を読み解く!
目次
第1篇 商品と貨幣
第2篇 貨幣の資本への転化(資本主義経済の本質;剰余価値の生産;資本主義経済の急所;資本の蓄積)
第3篇 転形した商品経済(価値の生産価格への転形;商業利潤と地代)
第4篇 金融資本による支配(利子を生む資本;株式資本;インフレーション)
第5篇 新たな社会の曙(絶体絶命の資本主義;自由人の連合体)
著者等紹介
余斌[ヨヒン]
1969年、湖北省武漢市に生まれる。中国社会科学院マルクス主義研究院研究員、マルクス主義原理研究部副主任。経済学博士。武漢鋼鉄グループに勤務したのち、北京大学で教職につく。「経済界の魯迅」と称され、マルクス政治経済学の分野においても独特な研究を行っている
莊嚴[ショウゲン]
中国・国立広州外国語大学(現広東外語外貿大学)卒業後、同大学で教える。その後、早稲田大学、東京大学に留学。修士課程修了。朝日中国文化学院非常勤講師などを経て、秀明大学准教授
角田史幸[ツノダフミユキ]
1950年、東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。現在秀明大学学校教師学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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