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内容説明
少年時代、師匠・ビートたけしとの出会い、浅草フランス座での芸人修業、漫才、家族…。漫才師・浅草キッドによる、コンビ結成23年目のセルフ・ルポルタージュ。
目次
第1章 「少年時代」のもと(倉敷キッド;20世紀少年 ほか)
第2章 「浅草キッド」のもと(フランス留学;名付け親 ほか)
第3章 「芸」のもと(裸がユニフォーム;ルポライター芸人 ほか)
第4章 「家族」のもと(同居人;キッド ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
9
「相棒」。何のてらいも無く、お互いに言い切れる関係がいい。二人のラジオは昔から良く聴いているものの、いまだライブは観る機会を作れず、真骨頂を嗜むまではいっていない。本書は二人の生い立ちから、若手時代、現在進行形の芸人観、家族観、人生観がリレー方式で綴られ、共通の経験を違った文体や視点で描かれていながらも、それが逆にミックスアップしていく。師匠や先輩、家族や世話になった周りの人々とのドラマが、プロレス用語で言うところの「ガチ」であり「セメント」で、しかも芸に昇華できる職能が「芸人」になっている。2014/01/01
森田望智そっくりおじさん・寺
7
二人の自伝本。人間はワルのままでは生きられない。人生は感動と思い出だと痛感。2011/09/22
kokada_jnet
5
それぞれの自伝を交互に構成。自意識過剰な田舎のお坊ちゃまの博士と、都会のガキ大将玉袋。絶妙のコンビネーションであったことがわかる。2010/10/12
イケダ5→1
4
頭のよいお二人の自伝みたいなもの。水道橋博士は巧みに言葉選びをしていて漫談を聴いているような錯覚さえ覚える。玉ちゃんは意外に文才もある、と思わざるを得ないほどお上手。二人とも家族にも師匠にも先輩にも愛され、愛していることが良く分かる1冊。この二人を改めて好きになった。2012/04/09
yuk0
4
浅草キッドの半生記。玉ちゃんと博士の繋がり。殿との繋がり。家族や友人との繋がり。後半はなぜか涙腺が熱くなる。人生を楽しくも辛くもしてくれるのは、きっと誰かとの繋がりあってからこそなんだと思い改める。人間関係がちょっとだけ面倒臭くなってる方、どうですか。 2011/11/09




