内容説明
アインシュタイン訪日からDNA二重らせんモデル誕生まで。物理学から生命科学への20世紀の転換を、日本を中心に、そして欧米を背景に捉えて描く。貴重な写真多数を使い関連書籍・映画の紹介とともに展開するビジュアルな構成。
目次
第1章 1922年―日本とヨーロッパを隔てる距離
第2章 1937年―仁科芳雄とニールス・ボーア
第3章 1941年―鋼鉄の伝説
第4章 1942年‐1943年―戦時下の生命論
第5章 1945年―最終秘密兵器
第6章 太平洋の夜明け―東京、シドニー、カリフォルニアの終戦
第7章 焼け跡の東京―デカルトとの対話
第8章 1951年―ナポリの生命の糸
第9章 1953年―ゴールデン・ゲート・ブリッジに舞い降りた二重らせん
第10章 生命情報科学と21世紀の日本
著者等紹介
鈴木理[スズキマサシ]
東京大学理学部物理学科卒業。理学博士。産業技術総合研究所で生命科学の研究に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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