出版社内容情報
平成19年から26年までの作品のなかから550首余りを収める第14歌集。歌誌創刊から10年が経過し現在も精力的に作歌活動を継続。本集ではその作風に洒脱を加味し、自在に時代を読み込んだ作品が並ぶ。
【著者紹介】
昭和6年、東京生まれ。昭和21年、「白路」に入会。同28年、「醍醐」に入会。のち編集委員、選者。同51年、歌集『ふるむくことなし』にて短歌公論処女歌集賞受賞。歌集に『わがためのマーチ』『君ならどうする』『刻の花々』ほか。現在「開耶「砦」所属。現代歌人協会会員。日本文藝家協会会員。東京都町田市在住。