- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 特別支援教育
- > 知的障害・発達障害等
内容説明
これまで発達障害への関心は、問題となる行動や情緒の発現要因、ないしは背景要因として発達障害を発見することに集中しがちであった。しかし発達障害児・者の人生を包括的に評価しサポートするためには、中核となっている障害像だけでなく、そこから派生する「二次障害」へも目を向ける必要がある。本書はそのような観点を共有する筆者たちによる、二次障害をキーワードに多様な方向から発達障害の全体像に伸びていくアプローチ集である。
目次
第1章 発達障害が引き起こす二次障害とは何か(発達障害における二次障害をどうとらえるか;幼児期・学童期における二次障害へのケア;思春期における二次障害へのケア)
第2章 現場の声から二次障害について考える(学校ができる二次障害への支援;家庭でできる二次障害への対応;不登校・ひきこもりと二次障害―内在化障害への支援;少年非行と二次障害―医療少年院における外在化障害への支援;医療における二次障害へのケア―集団療法の事例を中心に)
第3章 当事者が語る二次障害(当事者アンケートから見えてくること;資料集―当事者アンケート調査結果)
著者等紹介
齊藤万比古[サイトウカズヒコ]
1975年千葉大学医学部卒業後、国立国府台病院(現国立国際医療センター国府台病院)精神科に児童精神科医として勤務。同院心理・指導部長、精神保健研究所児童・思春期精神保健部長、リハビリテーション部長を経て、現在第2病棟部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
たらこ
水野
猿谷透
イクル