Mu super mystery books
第三の目―消された古代神「天目一箇命」の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054037496
  • NDC分類 164.1
  • Cコード C0021

内容説明

『古事記』にはその名はなく、『日本書紀』においてもただ1行触れられただけの神―天目一箇命。その出自から、「一つ目」「一目小僧」など、異形のものとして人々に恐れられ、やがて妖怪化していった。いったいなぜ、マヒトツはそれほど畏怖されたのか。そこには、意外な事実が隠されていた。そして今、消えたかに見えたマヒトツの神格が、鮮やかに甦る。

目次

一つ目の神・天目一箇命
柳田國男の「一目小僧」考
天目一箇命の末裔
一つ目とスガメ
天目一箇命の社
鍛治神「天津麻羅」
古代鍛治と「スガタ族」
タタラ神と鍛治神
忌部氏と物部氏
自然哲学者「マヒトツ」
第三の目
ス神とコトタマ「ス音」
大石凝真素美の言霊論
超古代文献『竹内文書』の創造神
山師とオカルト
消された神「伊都能賣」
天理教と古代鍛冶族
蘇る天目一箇命

著者等紹介

菅田正昭[スガタマサアキ]
1945年、東京都大田区池上に生まれる。学習院大学法学部政治学科(社会学・社会心理学)卒業後、業界紙の記者を経て、1971年5月から73年12月まで東京都青ヶ島の村役場に勤務。1990年から95年までの約3年間、青ヶ島の助役を務めた。日本民俗学会会員。現在は離島、民俗学、古神道など、幅広い分野にわたって研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樹海迷路

1
某有名ブログで本書の紹介があったので読んでみました。 ちょっと飛躍しすぎではないか?と思う内容とまとまりのなさを感じるのだけれど、読んで面白いなと思ったのは、古神道と古の日本文化のこと。これに関しては、とても興味がわいてきました。2013/08/26

南註亭

1
埋没神である「アマノマヒトツ」にかかわるさまざまな謎と問題点を、菅田さんの独壇場である民俗・宗教・歴史・地誌・文学・文化人類学・思想史など多角的な視点から「読み解く」と、いったいそこには何事が見えてくるのだろうか。 なんだか、ドキドキもんである。 なにしろ、菅田さんの著作にはハズレがない。 あまり一般受けはしていないようだが、菅田さんの論考からインスパイアされたり、「をいをいパクリじゃないか?」的な本は山ほどある。 2008/05/16

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