内容説明
現代と共通する江戸時代の商売と風俗を川柳もまじえながら、面白く分かりやすく解説。
目次
第1章 季節のあきない
第2章 日々のあきない
第3章 古物のあきない
第4章 修繕・再生業あれこれ
第5章 こんな店あんな店
第6章 風俗業は花盛り
第7章 見世物・大道芸のにぎわい
第8章 珍商売あらかると
著者等紹介
北嶋廣敏[キタジマヒロトシ]
1948年、福岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。主な著書は、『林檎学大全』など。このほか、多数の雑学本がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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犬こ
20
江戸の人口は100万人。商売いろいろで、絵馬売り、初鰹売り、ところてん売り、竹馬古着売り、灰買い、猫の蚤取りなど、それ売るの?と思わず笑っちゃうものまで、100種類以上の商売・仕事が紹介されています。江戸の商人、おもしろかったです。2017/05/29
しゅわ
19
【図書館】「え?そんなの商売に?」というマニアックな仕事から大江戸の社会・風俗に迫る一冊。「江戸商売図会」の絵と当時の川柳が紹介され、ともかくおもしろい!いわゆる遊女系なんて、細かく分かれすぎてて笑っちゃいますね。そしてリサイクル精神と、何でも川柳に読んじゃう=笑い飛ばす江戸の人たちのたくましさに感動。時代小説や歴史に興味を持っている人はもちろん、興味が無い人にも読みやすいオススメの一冊。この本があまり人気が無い(登録数が少ない)ことにビックリしました。とにかく機会があったらぜひぜひみてみてください♪2013/09/01
もけうに
3
最近江戸時代小説にハマっているので、小説に出てきた事柄の詳細がわかり、とても面白かった!2021/08/04
紙魚
2
おもしろい2020/01/18
neimu
2
お江戸ブームはまだまだ続いていると思うが、何故か図書館ではあまり借りられていない。取っても面白いのに挿絵が白黒なだけで今の若い世代には受けないのだろうか。竈の灰も、肥だめの下肥も襖の下張りも全て究極のリサイクル社会だったお江戸の生活が垣間見られて楽しいのに。2010/04/19