CAPA’S EYE―ロバート・キャパの眼が見た世界とニッポン

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784054024199
  • NDC分類 740.253
  • Cコード C0072

出版社内容情報

ロバート・キャパに戦争カメラマンというレッテルを貼る人がいる。それは彼の生きた時代が戦争の時代だったからに過ぎない。キャパは「時代の目撃者」だった。40年の生涯を代表作と共にたどり、亡くなる直前に来日したニッポンでの足跡を追う!   

内容説明

ロバート・キャパに戦争カメラマンというレッテルを貼る人がいる。確かに代表作の中に戦場を捉えたものは多い。それは、彼の生きた時代が戦争の時代だったからに過ぎない。ただこれだけは言えるだろう。キャパは「時代の目撃者」だった。20年間のカメラマンとしてのキャパの眼は、世界を捉えていた。没後50年のメモリアルに、彼の作品と、その人生を追ってみる。

目次

1932‐1934 トロッコを押す炭坑夫/演説するトロツキー
1936 パリ郊外にあるルノー工場のストライキ/国際連盟総会の会場から連行されるスペイン人ジャーナリスト
1936 「ヴェルダンの戦い」20年目の平和集会/アラゴン戦線へ向かう共和国軍の兵士
1936 崩れ落ちる兵士
1937 空襲警報/電話線敷設中に狙撃された共和国軍の兵士
1938 石のベンチで寝る人/抗日運動を支援する宣伝活動中の学生
1938 蒋介石/周恩来
1938‐1939 難民センターで休息する少女/空襲警報
1939 ツール・ド・フランス
1939‐1940 メキシコ大統領選―投票日に殺された人たちの葬儀/対立勢力間の争いを鎮圧しようとする警備隊〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ARIA

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崩れ落ちる兵士であまりに有名なキャパ。まさか来日していたとは!!さらに私の故郷にも来ていたと知って仰天。欧州での活躍ばかりに目が行きがちであるが、それ以外にも様々な活動をしていた。マグナム創設では後に木村伊兵衛に大きな影響を与えたフォン・ブレッソン等と大きな役割を担った。彼の撮影した日本。彼独自の目線で切り取られた日本の一面をぜひとも本書で読んで欲しい。巻末の毎日新聞社のキャパと木村を初めとする日本人写真家との対談(再録)が個人的に特に面白かった。2014/02/17

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