出版社内容情報
蛾、蝶、トンボなど目に限られた専門家向けのカラーの幼虫図鑑はあるが、昆虫を全般的にカラー写真で取り上げた日本の幼虫図鑑はない。あらゆる目のよく目につく種類をできるだけ取り上げ、その生態をも随所に紹介する。日本で初めての図鑑
内容説明
この図鑑では、野外でよくみかける昆虫の幼虫の形態や色、習性や生態、分布などをカラー写真と解説文で紹介した。全体は分類にしたがって昆虫をグループ分けし、目や亜目、科などのグループごとの幼虫の特徴や生活史、生態や行動を紹介する概説ページと、各グループの種(一部は属・亜属)ごとに紹介する図鑑ページで構成した。また、巻末には和名さくいん、学名さくいんに加え、学名・和名対照一覧をつけた。
目次
カゲロウ目
カワゲラ目
ヘビトンボ目・ラクダムシ目・アミメカゲロウ目
ゴキブリ目・ナナフシ目・カマキリ目・バッタ目
ハサミムシ目
トンボ目
カメムシ目
トビケラ目
ハチ目
ハエ目
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
なんとまあ、幼虫がメインの素晴らしい図鑑です。学術書、と呼ぶのがぴったりですが、かなりの種類が網羅されていて感激。2020/10/01
maekoo
2
日本にいる全ての昆虫類の幼虫を網羅したカラー図鑑で蝶・蛾の完全変体類は当然ながら甲虫やカマキリ等形の変わらない昆虫も全て掲載していて幼虫観察にはもってこいの座右の書です 大変高価で重たい専門書ですが蝶・蛾類の幼虫を識別したい貴兄には無くてはならない全集です 識別が難しいヤゴ類や蜂や蠅の幼虫も掲載されているので識別の判断材料になり大変勉強になります 個々全て特徴や種類も解説されているので正に図鑑です2010/05/10