歴史群像新書
処刑挺団―防衛査察官243

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  • サイズ 新書判/ページ数 273p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054022393
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

防衛「省」にその存在が誰にも知られていない「ある部署」があった。防衛機密漏洩に関わる事件、そして国防に憂慮の事態を招来する不穏分子の暗躍を闇の内に封殺する査察官がそれである。そして200X年、謎の水死体の発見を機に、戦慄の事件が続発する。   

内容説明

事件と見せかけて、ひそかに私刑されていく自衛隊員…。その陰で、国軍化した自衛隊主導による日本改造をもくろむ男たちが蠢動する。異変を察知した自衛隊司法警察セクションは、一人の男を送りこんだ。敵のふところに飛びこんで、防衛秘密レベルの凶悪事件を探る潜入査察官、人呼んで自衛隊刑事である。捜査を開始した潜入捜査官243に、国軍派は卑劣な罠をしかけてきた。陸自レンジャー部隊に追われる243。北の工作員とも結んだ卑劣な陰謀挺団と、査察官243の壮絶な死闘が開始される。

著者等紹介

中村ケイジ[ナカムラケイジ]
大阪工大中退。陸上自衛隊少年工科学校および海上自衛隊一般曹候補学生の経験を持ち、ME(医用工学)やアビオニクス技術関連のテクニカルライターを経て、第5回歴史群像大賞奨励賞受賞を機に、『防衛庁特殊偵察救難隊』シリーズ(全5巻・学研歴史群像新書)で小説デビューを果たす。自衛隊経験、そして10年にわたって蓄積された膨大な軍事データと書籍資料により、架空戦記の域を脱したリアルな近未来戦争の構図をシミュレートせんと鋭意執筆活動中
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