出版社内容情報
超古代、地球に君臨していた異形の邪神たちがいた。人類は彼らによる被創造物にすぎなかったのだ。そして邪神たちが地上を去ったのち……新たなる世界支配の鍵を握る、邪神たちの遺物をめぐり、神の落とし子たちによる壮絶なハイパーバトルが展開される！
内容説明
信仰や伝承の中の存在でしかないと思われている神々の遺産「聖遺物」。それを得た者に神の領域の力をもたらすという、その遺物を捜し求め、暗闘を繰りひろげている者たちがいた。彼らは、遺物の断片を体に埋めこみ、人間を超越した数々の能力を身につけていた。ユネスコの外郭団体「イリス」に属するエージェント、弾飛龍も断片によって奇跡の力の洗礼を受けた一人である。同僚ハランとともに、対立組織「マルドゥク」、そしてアメリカの特殊部隊が狙うある「遺物」の行方を追う飛龍。その前に立ちふさがる謎の組織「ネメシス」とは？死闘の末に、神が遺した真の力を得る者は。
著者等紹介
荒川佳夫［アラカワヨシオ］
１９６９年、広島県生まれ。作家を志して、アルバイトのかたわら執筆活動を続ける。『翼持つ龍のように』で小社第三回歴史群像大賞佳作を受賞。確かな軍事知識、大胆かつ緻密な構成、物語性の豊かさなどで好評を博している
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