出版社内容情報
自領の江北三郡から逃亡し、播磨にて岡崎城に幽閉された信長救出の機会を窺っていた羽柴秀吉が、名将・黒田官兵衛を伴って東上を開始した。一方、北陸路を西上してきた謙信は賤ヶ岳にて明智光秀と対峙――羽衣伝説の地・余呉湖畔で一大決戦を繰り広げる!
内容説明
光秀に長浜を追われ、播磨に身を寄せる秀吉だったが、黒田官兵衛の助力で、見事、東上の軍を起こす!光秀打倒を掲げ、怒涛の勢いで京都に入った羽柴軍。しかし待ち受けていたのは、戦国最強を謳われる謙信の兵だった!王都を舞台に激突する両軍―合戦の鍵は、沈黙を守る羽柴軍師・竹中半兵衛が握っていた。今、明智軍を巧みに利用した、半兵衛の秘策が花開こうとしていた。
著者等紹介
坂上天陽[サカウエテンヨウ]
1978年愛媛県に生まれる。高等専門学校在学中に書いた長編小説『天翔の謀』が、第六回歴史群像大賞優秀賞を受賞し、「翔竜政宗戦記」(全6巻)として学習研究社より発刊される。大学院では、二足歩行ロボットをいかなる路面においても滑らかに歩かせるよう、苦心している
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