出版社内容情報
『翔鶴』型空母4隻を基幹とし、8隻もの正規空母を擁する大機動部隊の活躍で対米戦快勝を続けていた帝国だったが、米軍の逆襲がいよいよ本格化しはじめる。無敵を誇った4隻の鶴に、ついに敗北の2文字がちらつきだすのだった。
内容説明
『翔鶴』型空母4隻の同時建造!『武蔵』建造の取りやめにより成立した破天荒な計画が結実。日米開戦時、日本海軍はそれぞれ正規空母4隻からなる2つの空母機動部隊を持つに至っていた。運命の昭和16年12月、ハワイ空襲にその全力を投入し、米太平洋艦隊は壊滅、さらに軍港真珠湾の機能を奪いつくした。しかし、南北太平洋を股にかけた大規模上陸作戦を展開しつつある帝国に、米国の威信をかけた大反攻が開始されようとしていた。
著者等紹介
橋本純[ハシモトジュン]
昭和37年、群馬県前橋市出身。模型建築デザイナー、フリーライターを経て、90年頃よりミリタリーライター、コミック原作者として多数の作品を発表する。93年『ト・ロ・ル』(光栄)で小説デビュー
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- 和書
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