出版社内容情報
２１世紀初頭。中東・極東の島嶼および海洋を活動拠点とする一大テロ集団、アジア解放機構により「有事」の渦中に置かれた日本は、陸・海・空の３隊に続き対非正規軍戦闘のプロ「特務自衛隊」を組織した。迫真のネオ・ミリタリー・サスペンス！
内容説明
２１世紀初頭、中東・極東の島嶼と海洋に根を張った一大テロ集団、ＡＬＯ（アジア解放機構）によって、有事が常態化した日本では、対非正規戦闘のプロ「特務自衛隊」を組織した。日本列島西方海域で攻勢を続けるＡＬＯは、ビジー・オー率いる第１２７旅団をもって壱岐攻撃を開始。一方、自衛隊内では、有事状況に緩慢・稚拙な対応しかできない体制に不満を抱く過激分子たちの胎動が始まる！長期化する攻防戦の渦中で次第に明らかになる、敵味方の「戦士」たちの野望、そして心の慟哭―。迫真のミリタリー・サスペンス、衝撃の完結編。
著者等紹介
中村ケイジ［ナカムラケイジ］
大阪工大中退。陸上自衛隊少年工科学校および海上自衛隊一般曹候補学生の経験を持ち、ＭＥ（医用工学）やアビオニクス技術関連のテクニカルライターを経て、第５回歴史群像大賞奨励賞受賞を機に、『防衛庁特殊偵察救難隊』シリーズで小説デビューを果たす
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