出版社内容情報
実父・家康に命を狙われた信康だったが、居城岡崎を脱出、甲斐の雄・武田信玄のもとに身を寄せる。これを受けて、信玄は実子・勝頼を廃し、信康を後継者に指名。信康も勝頼や武田家臣団の反対を克服し、見事家中を掌握する。
内容説明
実父・徳川家康から一方的に憎悪され、命を狙われた松平信康。尊い犠牲を払い、居城岡崎の包囲網から側近らとともに辛うじて脱出し、甲斐の雄・武田信玄の元に身を寄せる。それを受け信玄は、実子・勝頼を廃し、何と信康を武田の後継者に指名。信康は、勝頼をはじめ家臣団の反対を、不可能と思われた試練を克服することで押さえ込み、見事家中を掌握する。こうして武田の統領となった信康だが、早くも次なる試練が…。
著者等紹介
林律雄[ハヤシノリオ]
1950年3月1日、栃木県生まれ。野山、田畑、河原などを駆け回って過ごす。そのせいか、小学3年から本籍地の東京に移っても、台風になると川を見に行ったり、稲妻を飽かず眺めたりする「癖」を有する。長じて駒沢大学に入学後、マンガの原作やシナリオを書きため、2年ほどの紆余曲折を経て、『謀殺第八課』(絵・北野英明)でデビューをはたす。以後、数多くのヒット作の原作を手がける。香取神道流目録。合気道2段
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