出版社内容情報
偶然にも倭少とすれ違い、これを大凶星と見抜いた孔明は、倭少が仕える劉備の台頭を防ぐため、劉表の軍師となる。押し寄せる劉備軍を前に、無敵の八陣図を敷く孔明。荊州の地を舞台に、軍師たちの知嚢を絞った合戦が始まった!
内容説明
袁紹の戦死後、その跡を継いだのは末子の袁尚であった。長子の袁譚はこれを不服として、曹操と手を結び、袁尚を討つべく挙兵した。一方、袁紹に大敗北を喫し、雌伏する劉備であるが、皇帝との親密さに危惧を抱いた呂布の軍師・陳宮によって、心ならずも荊州侵攻へと追い込まれてしまう。劉備軍のなかに大凶星がいることを察し、密かに新野へと赴いた諸葛孔明。偶然にも倭少とすれ違い、これを大凶星と見抜いた孔明は、倭少が仕える劉備の台頭を防ぐため、劉表の軍師となる。孔明の朋友・徐庶は、劉備の人柄に惹かれ、その指揮下に入っていた。押し寄せる劉備軍を前に、無敵の八陣図を敷く孔明。荊州の地を舞台に、軍師たちの知嚢を絞った合戦が始まった。
著者等紹介
仲路さとる[ナカジサトル]
1959年、北海道檜山郡に生まれる。1994年、『異戦国志』で第一回歴史群像大賞を受賞。その後、単行本化された本作品が絶大な人気を博し、全13巻の大作となる(学研・M文庫)
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