出版社内容情報
幕末から昭和初期、それは霊的分野における「天才の時代」――。黒住宗忠、出口王仁三郎から石原莞爾まで……人間から逸脱した「神の国」の実践者たちがいた。仙人・開祖から、極右・霊媒まで。最も神に接近した神人二十八人の奇跡の実話!!
内容説明
幕末から昭和初期、それは霊的分野における「天才の時代」―。仙人・開祖から、極右・霊媒まで。最も神に接近した神人28人の奇跡の実話。
目次
第1章 霊魂を自在に神仙界に飛ばした脱魂型の神人たち(仙童寅吉―仙界に自在に出入りし、数々の不思議を顕した天才少年;宮地水位―異界と現界を往来し、詳細な見聞記録を遺す ほか)
第2章 神憑りによって奇跡を起こした招魂型の神人たち(黒住宗忠―天照大神と同魂となり、その神徳でありとあらゆる病を癒す;金光大神―金神に魅入られて生き神と化し、民の救済に余生を捧げる ほか)
第3章 物理現象を自在に引き起こした超人霊媒たち(長南年恵―万病を癒す霊水を出現させ、法廷でその能力実在を証明;亀井三郎―超能力でなし得るほとんどの現象をひとりで行った大霊媒 ほか)
巻末特集 神霊界人物抄伝(本田親徳―古伝を復興し、霊学体系を創始する;大石凝真素美―秘教的な言霊宇宙論に血肉を通わす ほか)
著者等紹介
不二龍彦[フジタツヒコ]
宗教研究家。主に神道や占術を含む民間信仰分野を専門とし、雑誌・書籍の執筆や企画、講師など幅広く活躍している。また神秘思想ネット「遊星塾」を主宰し、宗教のなかの占術をテーマにした研究に取り組むかたわら、「ブックス・エソテリカ」シリーズ(学研)などのプロデュースも手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。