内容説明
鯖江はじめての公式ガイドブック。高級眼鏡の秘密のすべて。いま、解き明かされる産地誕生のルーツとは?究極のかけ心地はどこから生まれるのか?メタル及びプラスチックフレームの製造工程を徹底解剖。眼鏡の世界三大産地の1つ鯖江のすべてがわかる1冊。
目次
第1章 ルーツを探る(レール―眼鏡づくりのはじまり;人望―産地を興した人物 ほか)
第2章 歴史を語る(世界に誇る産地として―増永眼鏡 増永悟;品質を追いかけて―三工光学 三輪要一郎 ほか)
第3章 鯖江の設計思想(眼鏡はフィッティングで完成する―調整のしやすさ;ずり落ちない、しかけ―重量バランス ほか)
第4章 メタルフレーム(チタンの声を聴く―材料加工;丸線と、異形線―加工 ほか)
第5章 プラスチックフレーム(セルロイド・アセテート)(曲がる、曲がらない―プラスチックの特徴;綿花からつくられるプラスチック―セルロイド・アセテート ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K1
8
大変お世話になっております。眼鏡の歴史から始まり、メタルとプラスチックのフレームづくりの工程が文章と写真で紹介されていますーそこには技と愛があります。2021/12/14
mol
0
歴史と製法を詳述しており、ビジュアルもいい。体の一部であり、工業製品であり、デザインでもある‥‥眼鏡は奥深いと思った。2022/04/03
lznzmz
0
図書館のディスプレイで目について、一章鯖江のルーツだけつまみ読みした。「鯖江=メガネ」というイメージ、いつのまにか自明の真理のようになっていたのが不思議。 2022/02/05
Yasuyuki Kobayashi
0
セルフレームの樹脂は、石油精製ではなく 綿花の油からできているという。2022/02/01
takataka
0
★★★★☆ 鯖江のメガネ製作者の誇りを感じます。2021/12/09