内容説明
鯖江はじめての公式ガイドブック。高級眼鏡の秘密のすべて。いま、解き明かされる産地誕生のルーツとは?究極のかけ心地はどこから生まれるのか?メタル及びプラスチックフレームの製造工程を徹底解剖。眼鏡の世界三大産地の1つ鯖江のすべてがわかる1冊。
目次
第1章 ルーツを探る(レール―眼鏡づくりのはじまり;人望―産地を興した人物 ほか)
第2章 歴史を語る(世界に誇る産地として―増永眼鏡 増永悟;品質を追いかけて―三工光学 三輪要一郎 ほか)
第3章 鯖江の設計思想(眼鏡はフィッティングで完成する―調整のしやすさ;ずり落ちない、しかけ―重量バランス ほか)
第4章 メタルフレーム(チタンの声を聴く―材料加工;丸線と、異形線―加工 ほか)
第5章 プラスチックフレーム(セルロイド・アセテート)(曲がる、曲がらない―プラスチックの特徴;綿花からつくられるプラスチック―セルロイド・アセテート ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
26
眼鏡フレームで国内シェア95%を持つ鯖江。その福井県眼鏡協会がつくった公式ガイドブック。なんか好きな本のデザイン。ちょっとデザインに振った表紙、彩度の弱めの落ち着いた写真、用途に合わせつつ少しひねったコピー。控えめだけど押さえるところは押さえていることと、テーマが眼鏡ということで、工芸と工業製品の間ぐらいのリアルな感じもいいのかも。特徴はチタン加工。その、今も現役で世界と競っているその控えめなプライドが、逆に本物感が出ていてよい。ちゃんと中身のあるものをきちんと伝わるように作っていることに好感が持てた。2024/01/28
K1
9
大変お世話になっております。眼鏡の歴史から始まり、メタルとプラスチックのフレームづくりの工程が文章と写真で紹介されていますーそこには技と愛があります。2021/12/14
うさっぴ
4
眼鏡に対するこだわりが感じられた。2022/05/24
0010
3
眼鏡屋の真髄を感じました。 鯖江は運命共同体であり、地域自体が企業である。2022/05/22
mol
2
歴史と製法を詳述しており、ビジュアルもいい。体の一部であり、工業製品であり、デザインでもある‥‥眼鏡は奥深いと思った。2022/04/03
-
- 和書
- 福祉レジーム 福祉+α