出版社内容情報
昭和16年、大西洋戦線で激しく傷つきながらも遣欧艦隊は帰朝。が、さらなる戦いが太平洋で展開される。跋扈するドイツ狼群部隊、あくなき戦意を燃やし続けるソ連艦隊、そしてついにその思惑を暴露するアメリカ……。熾烈な戦いの果てに待つ意外な結末とは?
内容説明
1941年7月、日米戦勃発とともに『赤城』は米本土奇襲を敢行、大西洋艦隊に決定的な打撃を与えた。やがてそれは、日米マリアナ決戦の帰趨に大きな影響を及ぼすことになる。一方、欧州の戦いは、ヒトラーのライン連邦軍とスターリンのソ連親衛軍による「エルベの誓い」とともに終局へと向かいつつあった。大西洋の偶発事件から2年…、欧州からの帰途、日本本土を目前にした『赤城』再び遭遇する「ある戦い」。そして、死闘の後に訪れる衝撃のクライマックスとは―。
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