出版社内容情報
たまき、彦乃、お葉との愛憎を軸に人間・夢二の愛の遍歴を辿り、その芸術の本質に迫る。詩人・画家として一世を風靡した夢二の業績を再評価、マルチ人間としての魅力をときあかす。代表作品130点を収録。〈ソフトカバー〉*
内容説明
美人画に秘められた女たちの数奇な運命。他万喜、彦乃、お葉との愛憎を核に略奪した最後の恋人秀子との関係まで、いま人間・夢二の赤裸々な愛の遍歴を描く。大正ロマンの香りあふれる作品130点を収録した最新版。
目次
1章 旅への誘い
2章 郷土の色と香り
3章 ブロークン・ハート
4章 女人渇仰
5章 子どもの目
6章 港のマリア
7章 菊富士ホテルのモデル
8章 とりこぼした夢のいくつか
9章 山荘をめぐる四季
10章 深みゆく秋