出版社内容情報
平安時代の宮廷を舞台とした長編小説『源氏物語』の作者、紫式部。
今から1000年以上も前に生まれた紫式部は、幼いころから学問に秀で、華やかな世界を想像することが大好きな少女でした。短く終わった結婚生活を悲しみ、物語を書くことに夢中になっていくうちに中宮彰子の女房として宮中で仕えることに。優美で細やかな日本独自の国風文化が花開き、かな文字で書かれた作品が多く誕生した時代のことです。
本書は、紫式部の生涯を鮮やかに描いたオールカラーの学習まんがです。今でも世界中の人々に読みつがれる古典の名作『源氏物語』はいかにしてうまれたのか――まんがの難しい用語には脚注を入れ、巻末には年表、地図、関連人物紹介などの資料を掲載して、初めて歴史にふれる読者にもわかりやすい構成になっています。また学研の学習まんがではおなじみの欄外の豆知識で、楽しく歴史知識も得ることができます。
才能豊かな1人の女性が宮廷社会をしなやかに生き抜く姿を、紫式部の生涯から学んでみてはいかがでしょうか。
内容説明
今、改めて脚光をあびる『源氏物語』の作者・紫式部。1000年を超えて愛される壮大な宮廷文学は、いかにしてうまれたのでしょうか。才能豊かな女性が、宮廷社会をしなやかに生き抜く姿から、強さと勇気を学びます!
目次
1 学者の家に生まれた才女
2 紫式部の恋
3 娘の誕生と夫との別れ
4 『源氏物語』、そして宮中へ
5 おだやかで静かな日々へ
もっとよくわかる 紫式部とその時代
著者等紹介
谷口孝介[タニグチコウスケ]
筑波大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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