出版社内容情報
ティラノサウルスは「グルマン」に、トリケラトプスは「モノコーン」に……もし、恐竜が絶滅せずに、そのまま進化し続けたら、どのような姿になっていたのか? 科学的考察と、あふれる想像力で描かれる、見たことのない恐竜たちの驚異の図鑑。
内容説明
恐竜は絶滅していなかったら、どんな姿に進化したのだろう…すべての子ども達の想像力を刺激する、空想図鑑の最高傑作!歴史的名著の児童書版。
目次
エチオピア区
旧北区
新北区
新熱帯区
東洋区
オーストラリア区
海洋
著者等紹介
G.Masukawa[G.MASUKAWA]
古生物イラストレーター、サイエンスライター。科学的な思考プロセスを経て描く恐竜の骨格図は国際的な評価を受け、学術論文や専門書に掲載される。国立科学博物館の特別展「恐竜博物館2019」のほか、北海道大学や茨城県自然博物館など研究機関への協力多数。しかし、“本業”は恐竜ではなくアンモナイトの研究。日本古生物学会正会員。理学修士(地質学・古生物学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
大好きだった本が児童書版として出版されていたとは知りませんでした。ああ、こういうの考えるの大好き!デール・ラッセル教授のことを思いました。…自分は恐竜が進化を続ける中、闇に隠れながらも恐竜を出し抜こうと進化していく哺乳類を想像するのが好き。大きな目をしたミニ人間みたいなのとか。昆虫にも面白い進化が出たろうなあ。はあ~こういう本を読んでいると生物史の数奇さにただただ驚かされます。2021/11/12
hnzwd
22
もし恐竜が絶滅しなかったら、どんな進化を遂げていたかを描いた、、図鑑?絵が綺麗なのと、深い考察の上で書かれた姿、生態系の解説等、ワクワクしながら読ませてくれる一冊。体に比べて脳が大きい小型獣脚類が進化する、というのは昔から言われていたけれど、人間に近づく進化ではなく、より効率的な狩りのために動物としての進化をしていくだろう、というのは納得。それにしてもマウンテンリーパーのかっこよさよ。。2021/03/12
花林糖
18
(図書館本)もし恐竜が絶滅していなかった場合どの様な進化をしていたのか?現在存在している動物に似ている恐竜も複数あり。もしも?と考えると面白い。ブリケット、スプリントサウルスがお気に入り。キモさで印象に残っているのはノースクロウ、タディ。児童書版ではない『新恐竜』『アフターマン』を読んでみたい。『フューチャー・イズ・ワイルド』発刊当時読んだような記憶があるけど、どこで読んだのか不明。2019/11/05
りらこ
18
絶滅してしまった恐竜たち。もし絶滅していなかった場合、どんな進化を遂げているのか?目線で大陸ごとに分化させて、リアルな絵と生態の解明を説いた一冊。結構顔がヒトっぽい。現在いる動物の亜種のよう、そしてこの姿で飛ぶの?と想像を掻き立てられる。まぁ、鳥類は、今も恐竜から分岐して現在も生きているある意味恐竜の子孫。飛ぶかどうか、の違いだということらしいし。となると、私たちは恐竜ともし共存していたら、この中のどれかを家畜化したりして、食べているのかもしれない。いやぁそれってやっぱりかなり勇気が必要そうだけどね。2019/09/29
サラサラココ
10
小2こどもと。『アフターマン』を読んで、読みたくなった本。「最終氷期ってなに?」「ルーツってなに?」と言いながら読んでいた。それと、「グルマンがいい。腐肉食で、食べるときあごが外れるやつ。」2020/09/18