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出版社内容情報
――だれもが知っている話を、だれも知らないかたちで。浦島太郎、銀河鉄道の夜、白雪姫……10本の名作から新たに生み出された、バラエティ豊かな物語たちをお楽しみください。もちろん原作を知らなくても大丈夫。新感覚の短編シリーズ第3弾。
内容説明
―だれもが知っている話を、だれも知らないかたちで。奇想天外二次創作型短編小説集、誕生。名作から生まれた新たな10の物語。
著者等紹介
田丸雅智[タマルマサトモ]
ショートショート作家。1987年、愛媛県生まれ
石川宏千花[イシカワヒロチカ]
児童文学作家。『ユリエルとグレン』(講談社)で第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞を受賞
粟生こずえ[アオウコズエ]
フリーライター、編集者。1968年、東京都生まれ
小松原宏子[コマツバラヒロコ]
児童文学作家。東京都生まれ
巣山ひろみ[スヤマヒロミ]
児童文学作家。広島県生まれ。『逢魔が時のものがたり』(学研)で第42回児童文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
YAから繋がる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
51
奇想天外二次創作型短編小説集③[4:田丸雅智]舌きり雀。恩返しに来るのは数字の4[きょうの眠り姫:石川宏千花]ロマンチック[正しい玉手箱の使い方:粟生こずえ]浦島太郎とピーターパン[バベルの末裔:小松原宏子]SF[銀河のものおくり:巣山ひろみ]銀河鉄道の夜、現代版。パンクな死神がいい味[あなたは美しい:せいのあつこ]白雪姫[パペット:北野勇作]トロッコ。SF[マンホールの女神様]金の斧銀の斧[やまんばと小僧:田中啓文]三枚のおふだ[風になっても:小島水青]鉢かぶり姫。SF▽「やまんば~」のコント具合に笑2019/12/09
えみ
40
名作転生シリーズ3作目は「主役コンプレックス」前2作に比べると少しだけライト感が増すけれど、主役コンプレックスの副題に偽りなく、ぐるぐる悩みが尽きない、自分の置かれた環境に困惑、隣の芝生は青く見える、が上手く溶け込んでいる。今回は「舌切り雀」「眠れる森の美女」「浦島太郎/ピーター・パン」「バベルの塔」「銀河鉄道の夜」「白雪姫」「トロッコ」「金の斧銀の斧」「三枚のお札」「鉢かぶり姫」の10篇収録。特に印象的だったのは「白雪姫」と「金の斧銀の斧」。オリジナルを踏襲して追い込まれていく物語の現実が道徳の授業。2024/08/11
花林糖
19
(図書館本)シリーズの他2作に比べると期待した程ではなく残念でした。「バベルの末裔」は後半の管理外のお婆さんとの交流が良かったです。面白かったのは「やまんばと小僧」。2021/06/12
Norico
17
奇想天外二次創作型短編小説集、私が読んだ順番では3作目。元ネタは舌切り雀、眠れる森の美女、浦島太郎&ピーターパン、バベルの塔、銀河鉄道の夜、白雪姫、トロッコ、金の斧銀の斧、三枚のお札、鉢かぶり姫。このシリーズ知ったきっかけの田中啓文さんの「やまんばと小僧」、三枚のお札投げて出てくるものが現代的でいいなー(笑)。白雪姫のお話は、新しいお母さんも王さまがちゃんと好きって言葉にして言ってくれてたら、鏡に頼らずに生きていけたのかなぁ、と考えさせられます。2019/03/07
深青
17
銀河鉄道の夜と白雪姫の話が好き。こうリメイクされたものを読むと原作が読みたくなる。2017/11/08
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