徳間文庫<br> 荊冠の耀き

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徳間文庫
荊冠の耀き

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784195992586
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

その夏、姫ケ崎の浜辺に藤屋優介、竹原国友、松田凛の三人は連日のようにやってきた。彼等は女を食べた。かといって好色というわけではない。海とも、太陽とも、夏とも分け隔てなく遊んだのである。彼等は人が浜に集まるから、出かけていくのだ。計り知れない未知への好奇心からだ。ある日、岩場ぞいを潜っていた国友が拳銃をみつけた…。青年期のあやうい美を描く表題作ほか、赤江美学の結晶九篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIRACLE

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△。「二枚目の首」「黒衣の渚」がよかった。とくに「黒衣」はちょっとした話題から恐るべき真相にたどり着いて、ゾクゾクした。恐怖小説の「夜な夜なの川」は都筑道夫の二番煎じな感じ(後者が本家)。気になったのは、本書ではボカした結末が目立ったことだ。内容じたい幻想色が強いので、結末はしっかり描いたほうがよいと思う。本書から装丁が変わってしまったの。とくにカバーイラストには失望した。2011/03/22

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