動物感動ノンフィクション<br> すくすく育て!子ダヌキ ポンタ―小さな命が教えてくれたこと

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動物感動ノンフィクション
すくすく育て!子ダヌキ ポンタ―小さな命が教えてくれたこと

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784052046834
  • NDC分類 K489
  • Cコード C8395

出版社内容情報

子犬と間違えて獣医さんの元へ届けられたのは、手のひらよりも小さな、野生のタヌキの赤ちゃんだった。野生動物の幸せってなんだろう?無事に里山に返せるだろうか?獣医さんが、悩みながら、小さな命を育てる感動の実話。子ダヌキの貴重な写真がいっぱい!

内容説明

ある日、動物病院に連れてこられた一ぴきの赤ちゃん。子犬だと思ったら…なんと、それは、タヌキの赤ちゃんでした。「このままでは死んでしまう。」獣医さんは、赤ちゃんを育てる決心をしました。でも、無事に里山に返すことができるかな…。なやみながらも、赤ちゃんタヌキとの生活が始まったのです。赤ちゃんタヌキを人の手で育てた、427日間のがんばり日記。

目次

赤ちゃん事件!
生きる力
ひとりでします
ねむる、食べる、出す
はじめまして、ポンタ
セミ
お散歩タイム
おとなの仲間入り
王子様になる
家さがし〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

33
子犬と間違えて連れて来られたのは、なんとタヌキの赤ちゃん。獣医の有田先生と共に過ごした赤ちゃんタヌキ426日間の成長ものがたり。野生動物としての自然な循環を人間の勝手な都合で壊してしまい、人間界に連れてきてしまった。その責任を負うため、ポンタと名付けられたその子が自然界に帰ってもひとりで生きていける大きさになるまで育てることを決意した有田先生。大忙しの子育てぶりがなんとも微笑ましい!世界一しあわせなタヌキになってほしいと願う先生の想いがすごく伝わって、最後は泣いてしまいました。ポンタ、どうか元気で!2019/04/22

遠い日

10
赤ちゃんタヌキの426日の成長を追ったノンフィクション。山から拾われ、捨てられていたポンタ。有田さんとの巡り合いはきっと運命。始めから、ひとりで生きていけるようになったら野生に戻すと誓っての保護。ペットではないと心に固く誓ってはいても、有田さんの心が揺れるのが人間臭くていい。成長後、何度も放獣を試みては失敗しながらも、根気よく「その時」をまった有田さん。タヌキにとっても昨今の自然界の状況は厳しいもの。棲息の場が狭まっているのだ。同じ命を持つ動物たちへの思いを新たにした時間は有田さんの成長の時でもあった。2018/05/26

まる

7
かわいい写真満載でよみやすく、 大事なことをしっかり教える本。 いいなあ。2021/08/16

けん

2
九州福岡の獣医さんが保護した子ダヌキの生育記。以前読んだ竹田津先生の子ダヌキ本より子供向けだけど、一番可愛い盛りの写真がずっと多くて、ページをめくる度にデレデレニヤニヤが止まらない!ラスカルみたいな一年もののドラマかアニメにしてほしいなあ。2019/12/11

2時ママ

2
次女 小3 ひとり読み。2019/12/05

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