出版社内容情報
世界にバレエを広めたアンナ・パブロワの一生を描いたオールカラー学習まんが。巻末にはその人物に関する資料を掲載した。
世界各地をめぐり、バレエを伝えたバレリーナ、アンナ・パブロワの一生を描いたオールカラーの学習まんが。巻末には、その人物が生きた時代の背景や、その人物に関する詳しい資料を掲載して、まんがの内容がより深く理解できるようになっている。
内容説明
世界44か国でバレエをおどり人々に生きる希望や夢をあたえた。
目次
プロローグ 日本公演での「白鳥」
1 2人の役者の出会い
2 プリマ・バレリーナになりたい!
3 バレリーナへの道
4 一生をバレエにささげる決意
5 ひん死の白鳥を演じて
6 パブロワ・バレエ団の結成
7 戦争のなかの苦難の日び
8 命つきるまで…
まんがの内容がもっとよくわかる アンナ・パブロワとバレエ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
20
可愛い表紙なので借りて見ました。漫画です。オタマは全く食いつかず。バレエの表紙なのに珍しいなあ。オカンが一人で読みました。彼女自身の努力も(子ども用なので美化されている部分もあるでしょうが)そうなんですが、彼女を愛し、ずっとバレリーナとしての彼女を支え続けた男性の存在にじ~ん。優先順位を決めなければ成功できない世界もあるものね。絵がきれいでうっとり。2017/01/27
ochatomo
15
伝記絵本「スワン」(2015年)で興味をもったのでもう少し知りたくて読む ロンドン郊外の自宅で白鳥を飼っていた写真に興味をひかれた 貧しかった家庭でなぜ奮発して劇場を訪れたのかは「眠れる森の美女」物語が好きだったからということがわかってよかった 名言集が偉人への尊敬と読者の良心を呼び覚ます オールカラー横書き左開き 2014刊2019/12/10
しろのあ
8
絵が従来の伝記漫画よりも今の子にもうけそうなかわいい感じです。バレエものとしても伝記ものとしてもいいと思います。導入部分が日本来日から始まっていて斬新でした。彼女のことがもっと知りたくなります!2016/02/27
ろばこ
5
瀕死の白鳥が見てみたくなった。日本にも公演に来られているんですね。大人向けの伝記も読んでみよう。2014/11/14
ちい
2
昨年ウクライナバレエ団の『瀕死の白鳥』に感動して、この曲と演目が好きになった。『瀕死の白鳥』は、ロシア人のアンナ・パブロワのために作られたが、その背景は、当時、戦争で苦境にあるロシア国民を元気づけるためだったと知り、なんとも言えない感情が。政治と芸術は切り離して考えるべきだが、この(戦争の悲しさを知る)ロシア人バレエダンサーのために作られた演目をウクライナバレエダンサーが演じたことに、悲しさが込み上げる。 この演目は、死ぬゆく白鳥の高貴な姿を表すが、戦死する兵士の死は決して美化してよいものではない。2023/09/10
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