内容説明
ゴットンゴットン…山の中をはしるディーゼル車をみるのが、森のどうぶつたちの楽しみです。「ゴットンくん」と、みんなで名前をつけました。ところが、嵐のせいで倒れた大きな木が、線路をふさいでしまい…。
著者等紹介
おぼまこと[オボマコト]
1937年台湾生まれ。中央大学卒業。サラリーマン生活の後、渡米。1977年ごろから独学で絵本や挿し絵の仕事に入る。1989年『しばいっこ』(あかね書房)で中央児童福祉審議会特別推薦賞受賞。1999年第13回赤い鳥さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
山の中をゴットンゴットン、力強く走るディーゼル車に憧れる動物たち。毎日毎日見送っては、運転士さんとも顔見知りになっていく。山を嵐が過ぎていった明くる日の惨事には、みんなで協力してゴットンくんの走る線路を確保する。運転士さんの内緒のごほうびがすばらしいね。2016/06/05
まみ
3
人間が乗る列車と動物のふれあいを描いた絵本って少し珍しいと思います。ディーゼル列車なのに「電車」と表記されていたり、動物たちが心配していましたというページの絵がみんなニコニコ嬉しそうな顔をしていたりと辻褄が合わないところがありますが、大筋は心あたたまるお話。息子は列車が出てくる絵本は無条件で好きなので喜んでいました。2010/05/18
はるさく
1
動物たちがいつも見ていたディーゼル車。嵐で線路が塞がれてみんなでお手伝いして片付け、憧れのディーゼル車に乗せてもらうという話。乗り物と動物が出てきて、息子は気に入ったようです。2016/07/11
遠い日
0
100217【読書ノート/ひとことメモ】大好きなゴットンくんにとうとう乗せてもらった。2010/02/17
米吉/本棚整理中
0
ディーゼル車と、その列車に憧れる動物たちの話。2012/06/21