岩波新書<br> 性と法律―変わったこと、変えたいこと

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岩波新書
性と法律―変わったこと、変えたいこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 259,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004314615
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0236

内容説明

DV防止法、児童虐待防止法、セクハラに関する規定など、近年、当事者側の声から生まれた法律等がある一方、民法、刑法、売春防止法等は、長年、変わっていない。離婚、親権、賃金差別、性暴力…四〇年近く弁護士としてさまざまなケースに携わってきた著者が、性をめぐる法の問題点を明らかにし、未来に向けて提言する。

目次

1 結婚、離婚と子ども
2 ドメスティック・バイオレンス
3 女性が働くとき
4 性暴力
5 セクシュアル・ハラスメント
6 売買春と法

著者等紹介

角田由紀子[ツノダユキコ]
1942年福岡県北九州市生まれ。67年東京大学文学部語学文学専修課程卒業。72年司法試験合格。75年4月弁護士登録。現在は、第二東京弁護士会所属。1994年9月~96年5月、アメリカ、ミシガン大学ロースクールにリサーチ・スカラーとして留学。2003年1月~同年4月、ミシガン大学日本研究センタートヨタ招聘客員教授。2004年4月~13年3月、明治大学法科大学院教授。現在は、東京強姦救援センターのリーガルアドバイザー、NPO法人「女性の安全と健康のための支援教育センター」の代表理事、ジェンダー法学会理事。日弁連両性の平等に関する委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

39
DV防止法やセクハラ規定など、近年は当事者側の声から生まれた法律等がある一方、民法・刑法など、長年変わらないものも。離婚、賃金差別、性暴力など、40年以上弁護士として様々なケースに携わり、新法の制定にも尽力した著者が、性を巡る法の問題点を明らかに――。著者は書く。<日本の女性たちがやってきたことは、未来への希望を生み出すものであった。わたしたちは、そのことにもっと自信を持ちたい/希望を捨てずに、人間が本当に尊重される社会を作る仕事に、わたしも、もう少し参加していたいと願っている>と。そう、Me too!⇒2021/12/27

katoyann

24
性差別と性暴力に対応する法律上の課題について分かりやすく解説している。明治民法の観念を引き摺ったまま、女性の性的自由を「貞操保護」にすり替えて、保護法益(保護すべきと考えられている利益)と見なす見解が法曹界の通説だった時代があるため、強姦の被害事実の認定に大きなハードルが残る事となった。「高度の暴行・脅迫によるものだけ」を性的自由の侵害と見做す通説は、家父長制の名残だと喝破する。強姦が親告罪である事も被害女性を追い込むポイントである。また被害女性にとっては告訴の負荷が大きい。公訴時効含め法改正が望まれる。2022/01/05

22
ジェンダー関係の本は「女性から見るとそうなんだ!」っていう新鮮な驚きがあるので興味深い。男性がひたすら叱られる感覚を覚えるよりはそういう驚きを味わってもらう方が効果的なような。現状もまだまだ悪いが良くなってきてはいる。はず。今のうちにジェンダー感覚を磨いておきたい。なんか奥歯に物が挟まったような感想だ。2022/01/24

かもめ通信

10
弁護士の著者が実際に手がけた事件を交えながら女性を取り巻くあれこれをわかりやすく語る。既知の事例も多く少し古めかしい気がする点もあったが、それでも「今ココ」を確認するという意味で読んでおく価値があると思う。 2014/10/06

ネクロス

7
女性がらみの法律と問題点について。このへんの意識については掘り下げていかないといけないなぁ、ということで考えるべきことを教えてもらった。2014/03/23

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