出版社内容情報
ハーウィのおじさんが大金持ちになって帰ってきた。おじさんとラモーナのビーおばさんは高校の同級生。おとうさんは先生の口が決まらず、おかあさんも様子がおかしい。ラモーナのなやみはつきることなく……。でも思いがけず、素晴らしい出来事が待っていた! 小学校中学年以上
内容説明
親友のハーウィのホバートおじさんが大金持ちになって(?)、帰ってきた。ホバートおじさんとラモーナのビーおばさんは、高校の同級生。おとうさんは、先生の口がなかなか決まらず、おかあさんは、このごろ、ようすがおかしい。ラモーナのなやみはつきることなく…。でも、思いがけず、すばらしい出来事が待っていた。
著者等紹介
クリアリー,ベバリィ[クリアリー,ベバリィ][Cleary,Beverly]
1916年、米国オレゴン州の小さないなか町に生まれる。六歳のとき、ポートランドに移り、高校卒業まで過ごした。カリフォルニア大学を卒業後、さらにワシントン大学で図書館学を学んだ。ワシントンのヤキマで児童図書館員として働いたり、第二次大戦中は陸軍病院の図書館で働くなど図書館員として十分な経験をつんだ。長い間、子どもの本に関わるうちに、ふつうの子どもの、ふつうの生活をかいた、ゆかいな物語が少ないことに気づいた。そこで、現実の子どもたちの日常の生活をありのままに描いた物語の必要を痛感し、児童図書館員として子どもに接した豊富な経験を生かして、子どもの本の創作にはいった。1950年、第一作として「がんばれヘンリーくん」(日本語版では1969年に学研より出版)を発表。たちまち子どもたちにひっぱりだこで読まれた。続いて、「ヘンリーくんとアバラー」「ヘンリーくんと秘密クラブ」など、一連のヘンリーくんものを書きつづけた。1975年にアメリカ図書館協会のローラ・インガルス・ワイルダー賞を、1980年にカトリック図書館協会のレジーナ賞を受賞した。1978年に「ラモーナとおとうさん」が、1982年には「ラモーナ、八歳になる」がニューベリー賞(佳作)に選ばれた
ティーグリーン,アラン[ティーグリーン,アラン][Tiegreen,Alan]
1935年、米国アイダホ州に生まれる。南ミシシッピー大学に学び、さらにロサンゼルス美術大学を優秀な成績で卒業した。その後、アートディレクターとして商業美術の仕事をするかたわら、絵画の制作、さし絵の仕事と、多方面で活躍。1965年には全国絵画展で受賞、1967年アトランタ州のアートディレクター金メダル賞を受賞した
松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年、神戸に生まれる。神戸女学院大学英文科、慶応義塾大学図書館学科を卒業後、1961年に渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学んだ後、ボルチモアの市立図書館に勤務。1963年帰国後、大阪市立中央図書館を経て、自宅で家庭文庫を開き、児童文学の翻訳、創作、研究を続ける。1974年に石井桃子氏らと財団法人東京子ども図書館を設立する、現在、同館理事長。そのほか、1992年、1994年国際アンデルセン賞選考委員、ユネスコ・アジア文化センター評議員などもつとめている
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