出版社内容情報
《内容》 本書は,各種のチューブについて,その目的,適応,種類,挿入部位と方法,固定状況の概要,合併症を含む管理の要点,抜去の目安と時期,観察のポイント,アラームサインなどを解説し,さらに実施前のケア,実施に際しての処置の補助,実施後の固定,屈曲・閉塞の防止,観察・ケアのポイント,感染・合併症の予防,保清を含むADL・心理面の支援の方法とそれらの根拠など,看護の実際を具体的にわかりやすく記述した. 《目次》 書籍内容■総論:チューブ管理の基礎A.チューブの種類と特徴B.チューブの留置と管理C.チュ-ブ装着患者の看護の基本■各論:系統・処置別 チューブ管理の実際◆ 脳神経系(脳室ドレナージ / 頭蓋内圧測定 / 硬膜外チューブ)◆ 呼吸系(気管(支)内チューブ / 気管切開カニューレ / 胸腔ドレナージ)◆ 循環系(心臓カテーテル:スワン-ガンツカテーテル / 体外ペースメーカー / 大動脈内バルンパンピング(IABP) / 循環モニター(動脈圧モニター,動脈血採取) / 心臓手術後のドレナージ / 中心静脈栄養法(IVH)・中心静脈圧測定(CVP) / 輸液・輸血)◆ 消化管系(胃管 / 栄養チューブ / イレウス管・腸洗浄 / S-Bチューブ / 腹腔ドレナージ(概説,胃切除術,結腸切除術,直腸切断術,腹膜炎手術,腹腔洗浄) / 胃瘻 / 小腸瘻)◆ 肝・胆・膵(肝切除術後のドレナージ / 肝癌動注療法 / 胆道ドレナージ / 膵頭十二指腸切除術後のドレナージ)◆ 腎・泌尿系(血液透析 / 腹膜透析・CAPD / 導尿(膀胱留置カテーテル) / 腎瘻)◆ 生殖系(乳房切除術後のドレナージ / 子宮全摘術後のドレナージ)◆ 骨・関節系(大腿骨頭置換術後のドレナージ / 骨髄炎に対する局所灌流)
内容説明
本書は、各種のチューブについて、それぞれ専門領域での実務をふまえ、医師の立場から、その目的、適応、種類、挿入部位と方法、固定状況の概要、合併症を含む管理の要点、抜去の目安と時期、観察のポイント、アラームサインなどをわかりやすく解説した。また看護職の立場から、患者さんの安全・安楽を基本に、実施前のケア、実施に際しての処置の補助、実施後の固定(脱落・埋没の防止)、屈曲・閉塞の防止、観察・ケアのポイント、感染・合併症の予防、保清を含むADL・心理面の支援の方法とそれらの根拠など、看護の実際を具体的にわかりやすく記述した。
目次
総論 チューブ管理の基礎(チューブの種類と特徴;チューブの留置と管理;チューブ装着患者の看護の基本)
各論 系統・処置別チューブ管理の実際(脳神経系;呼吸系;循環系 ほか)
事例(脳神経系;呼吸系;循環系 ほか)