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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
7
矢野氏の邪神伝説シリーズ第2巻。関連作「ダーク・マーメイド」はいわゆる「ダゴン」と人魚もの。物語の最後に若狭原発を津波が襲うシーンがあり、作者は復刊にあたってちょっと気が引けたらしい▲ダゴン&八百比丘尼といえば、有名なのは高橋留美子の「人魚の傷」シリーズだろう。原発と漁業権に関する話に、こうした人魚ネタはセットになるのかもしれない。チッソやヘドロなの高度成長域系公害のあと、原発へ、という。エピローグで、主人公がモノローグとともにワープロのキーを叩いている。時代を感じる。2017/11/09
踊れない人
6
図書館リサイクル本。 ダーク・マーメイドは、別件じゃないの? うーん。。。 呪いの館は、コワかったわー。あの化物は、イソギンチャクのデカイ版にしか見えない。(笑)2018/03/16
砂糖と塩
5
前半は『インスマスの影』風の短編。ラストは納得の流れといいますか、やっぱり『インスマス』ならこう来なくちゃ、という雰囲気の話でした。中盤以降は一巻で登場した渚をメインに据えた連作エピソード。普通の少女だった渚が、途中から急にスーパーヒロイン化しておりましたが、それはそれ、やはり可愛い。ツボです。クトゥルフ神話の邪神関連が、メジャーどころからマイナーどころまで次々登場する上、舞台も学園ものや廃屋ものとバリエーション豊富。TRPGやる人にとってはシナリオの参考にもしやすいんじゃないでしょーか。2014/09/05
洪七公
2
既読本1990/08/29
Snusmumriken
1
連載当初は面白かったんだけど、やっぱりなんというか理不尽さが足りないなぁ。人魚もあれはどうかと思うし。理屈じゃない世界でないとクトゥルーを感じないよなぁ。2016/08/23